21世紀の資本のネタバレレビュー・内容・結末

「21世紀の資本」に投稿されたネタバレ・内容・結末

歴史、政治、思想、戦争、労働、購買動機、流行、生活スタイルなどが経済と完全連動している。

「時代遅れの服は着られない」感情は、17〜18世紀?の人々には理解不能というのがおもしろかった。まだ着られるし、いつも同じ服で全く構わないというのがそれまでの普通の価値観だったから。それが大量生産の服で流行を追いかける価値観に塗り替えられたんだ。

リッチとプアーの人生ゲームが印象的。
自分が持っている側に回ったなら、絶対に持たざる側に分けてあげるつもりだけどちょっと自信がない。
実際にリッチ側に立つと優越感に侵されて自分が優れているからだと誤解して、プアー側を見下すようになって、ああいった言動を取ってしまうんだろうな…と思った。

格差の拡大で社会に緊張が走っているのは、今現在身に染みて感じている。
自分にとっても格差の問題は深刻で、今の時代労働者として普通に働いて普通に暮らすことのハードルが高くなったと感じる。親世代より確実に貧しい一生を送ることは、とっくの昔から覚悟せざるを得ないことではあった。

ミドルクラス自体が歴史の浅い階層であることも驚きだった。一番のボリュームゾーンだよね?
これからもミドルクラスがそれなりに豊かに人生送れるようになってほしい。切実に。

人種差別の構造とか今も昔もまるっきり同じじゃん!と思った。「ご近所さんを叩いても豊かにはなれない」というのは、本当にそうだと思う。そこで争ってたら「持ってる側」の思う壺なんだよ。

戦後アメリカの古い映像の中に女性の権利向上団体とレズビアンの合唱団?を見つけた。
「今こそ同性の恋人を!」というスローガン?も見つけた。
ストーンウォールのあたりの時代なのかな?

教科書で習ったことやニュースで聞き齧ったことが大きな流れの一部として繋がって出てくるのはわかりやすかった。

でも理解できなかった箇所も多くて、何度か一時停止して考えたり、戻したり、調べたりしながら見た。
★休日映画鑑賞★21世紀の資本


静かな映画で
頭と心を鎮めよう
キャンペーン中のため
引き続き
静かな映画しばり18作目


『21世紀の資本』

2020年公開のフランス/
       ニュージーランド映画


35カ国で翻訳され
経済学書としては異例の売上を記録し
日本でもブームとなった
「21世紀の資本」を

著者であるフランスの経済学者
トマ・ピケティ自身が
監修、出演しているという
経済本解説ドキュメンタリー映画


書籍解説動画でも人気の高い本書だが

本作は
著者をはじめ、著名な経済学者が
ポップにカジュアルに
解説してくれる点は秀逸

現代における
資本格差の危険性を
中世から遡っているところが斬新だ


中世における
貴族社会には、明確な身分制度が存在し
果てしない格差を生んでいた

そこからのカウンターとして
産業革命を経て、中産階級の拡大

そして、いくつかの大戦を経て
またしても格差社会へと
問題は形を変え復刻していく


人類は、必死に歴史から
学ぼうとしているが
どうやら、粘り強さは無いようだ

その証明をするかのように
人生ゲームを使った
心理実験が興味深い

ミルグラム実験同様

人間というのは
いとも簡単に権威に屈し
資本に翻弄される生き物なのだ

そして、志の高い革命家が
権力を手にした瞬間から
それを守る動きを見せるのは
歴史が証明している


巨大企業が
タックス・ヘイブンを活用するのは
国家を信用できないという
側面があるのではないか

国家が全てを管理するという時代は
もしかしたら終焉が近いのかもしれない

巨大企業が利便性を追求し
多くの人々が享受するコトも
富の分配に含まれると思うし

国家はセーフティネットを
強化することで信頼を得るという
新しいフェーズを迎えられる気がする





#21世紀の資本
#トマピケティ
#休日映画鑑賞
#静かな映画しばり
#歴史好き
難しい話が少しは分かる気がする☆
貴族に資本が集中して反乱が起き新しい制度になるもまた資本は集中の繰り返し☆
中流階級も裕福にはなるが上流快挙はその比じゃないスピードで成長し貧富の差は広がる一方☆
金が金を呼び巨大企業はタックスヘイブンで税逃れ☆
お金を持つと偉そうな態度になるらしい☆
現代はAIやドローンなどの技術でみんなが同じくらい裕福になれそうたがそうはならないかな?
人より上にいる事が重要なのかな?
今の日本がある意味分かる

最後は当たり障りのない当たり前の理想で締めくくられる

今の現状をまず何となくでも掴んだり知ったらするのに役に立つかも

字幕と吹き替えを同時に選択出来るようにして欲しかった(レンタルDVD)
彼等の目的は権力の温存です


いつもエリートは特権を維持して 経済 社会

文化資本を独占し続けます

エリートが権力を世襲する手法は

人々に固定観念を植えつけておくことです



格差の増大と永続化を避けるには

資本への累進課税が必要です


技術が雇用を作ったのは

人間だからこそ出来る仕事があったからです

でも 技術が何でもこなせるようになってしまっ

たら どうでしょう

人は馬と同じ運命を辿ることになります
映画という範疇ではないかな。でもあの長い本を読むよりはハードルが低いのでより多くの人に理解してもらうためには有用。資本家といっても昔からのただ所有しているだけの資本家だけではなく、IT系等の努力や才能をもって資本家になった人もいるのだから一言では括れないと思うが、いずれにしても資本家への課税を上げよと言っても、世の中を動かしている、政治を操っているのが資本家なのだから、主張は正しいと思うが、実現可能性は極めて低いと言わざるを得ないのでは。
『21世紀の資本』の映画化作品。

資本主義の成り立ちと歴史、その問題点を教えてくれるので、シンプルに勉強になりました。
今起こってる事は何も新しい事ではなく、これまで人類が散々繰り返してきた事であると。
過去の歴史を参照するからこそ、ピケティの言葉には説得力が説得力がありましたね。

個人的に印象に残ったのは、モノポリーの件かな~。
Twitterの世界でも、成功者が弱者を貶して炎上する件をよく見かけますが、同じ様なバイアスが掛かっているのでしょう。

あとは「格差社会になると、どうして右傾化・排外主義が台頭するのか?」という事も疑問だったので、知れて良かったです。
本当の敵や大企業や格差構造にあるのに、どう立ち向かっていいか分からない。
だからこそ、身近にいる存在を仮想敵にして、手っ取り早く叩いてしまうと。

確かに、今更GoogleやAmazonなしの生活なんて考えられないし、彼らの税金逃れを見ると、絶望的な気分になってしまうのも、よく分かる。
でも、私達が諦めてしまったら終わりだし、政治的なスタンスはともかく、資本主義がもう限界にある事は知って欲しいなと思いました。

正直、ここまで来ると、ベーシックインカムの様な劇薬に頼らざるを得ない気もするんですけどね…。
とにかくまぁ、日本では未だに資本主義を盲目的に信仰してる人が多い気がするので、この作品を通して現実を知ってもらいたいものです。
現代の富裕層が数世紀前の貴族に近づいており時代が回帰しかねず、解決策としてタックスヘイブン規制や多国籍企業規制で富の再分配を行うというのが主張だったかなと思う
過去の戦争や暴力や差別などを全て経済格差の拡大のせいとするような描写はざっくりすぎて若干気になったけど、きっと出てくる著名な先生方の論文を読めば詳述しているんだろう 映画の尺じゃ限界あるよね 
フランシスフクヤマ先生のお顔を初めて見ました
難しいことに思いがちな資本主義の話をかいつまんでわかりやすく説明した啓発映画。
18世紀はまさに資本主義の時代であった。ソ連共産主義が崩壊し、絶望と不信の中、再び資本主義が現れる。幾度かの戦争と金融危機、革命をもっても完全には破壊されず否、それを糧にして現在まで存続している。上位1%の富裕層の間を行ったり来たりするだけで他の人々にその恩恵が落ちてくることのないシステム。

ピケティの打開策はシンプル(経済理論上で)。世界規模の累進課税だ。

21世紀において資本主義は終止符を打つのか?打つとすれば、台頭するのはテクノロジーか、シンギュラリティか。
そんなことを提示された矢先、2020年コロナという全く予想していなかった事態に直面した私達。これを乗り越えた先にあるのはさらに強化された資本主義かもしくは…。

アメリカを例にとると、米大統領選は結果民主党のバイデンが勝利したものの、トランプ政権が残した負の遺産(格差社会、人種問題などなど)にどう向き合っていくのか。私達はまざまざと、格差社会を糧に権力を増大させ、さらに超格差社会が産まれるという悪循環を見せつけられる。

考えるととてつもなく希望のない社会に見えてくる。だけど、ピケティの主張には、戦争をある側面で(事後的に)楽観的に捉えることもできるように、コロナというこのパンデミックな危機が、「全人類が連帯感をもって先に進む」チャンスになるのかもしれない、という希望の糸口を提示しているように見える。
お金って、今やただの数字でしかないのかねぇ〜……。

「21世紀の資本」の著者トマス・ピケティが、5000ページもあり難読書と呼ばれるベストセラー本を解りやすく映像を交えて解説する。


感想。
名前は聞いたことありましたが、著作は未読でした。
難解な経済学のお話を時代考証シーンを映画などのシーンを使って易しく?解説してくれている作品でした。
映画好きな私としては、とても解りやすく解説してくれて、楽しめました。
内容は、全く楽しくはありませんけど(笑)

18世紀から21世紀までの経済の推移を起こった事変などを題材に、富とはなんぞや的な解説を様々な経済学者やエコノミスト、はては心理学者などの持論を紹介してくれています。

面白かったのは、心理学者の心理実験の解説。
ボードゲームで、ハンデを付けて二人に遊ばせた実験での心理的変化でした。
優位な立場になると、それを実力のうちだと思い込み始めて、劣位の相手に対して傲慢になってゆくというお話。
これを、貴族主義の時代から受け継いだ子孫達の立場になぞって解説してました。
最初から持っていて有利なだけなのに、実力で勝ち取ったと思っていると。
膨大な資産を持つ家庭に産まれていれば富がそのまま後からついて来る。
貧困の家庭に産まれてしまうと、いくら努力しても膨大な資産を得ることはありえないと。
それが18世紀からずっと続いているだけとのこと。
これを映画「プライドと偏見」になぞって紹介していたので、解りやすかったです。
なるほど。

経済の話は、たまに陰謀論めいた解釈もあったりするのですが、有名なダイヤモンドを価値にした企業体デビアスが、婚約指輪の発想を考えて普及させて莫大な富を得たと聞いたことがあるのですが、作品の中で似たような話でクリスマスセールが題材になってたのは皮肉でした。
中産階級が富を得始める時期と一緒というのが、降りた富を吸い上げるシステムというのが資本主義なんでしょうかね?

あの無茶苦茶な、ほとんど詐欺とも思えるサブプライムショックで、銀行が更に儲けてしまう話や、タックスヘイブンでの税対策をする大企業の話なんかも、資本を資産増幅に回してループさせてるだけで、実質経済や公共サービスなどに落ちてこなくさせてる挙げ句、人件費をコストと考えて削れるだけ削る体質になってしまって、もはや格差が18世紀に戻ってしまうくらいの脅威だと警告していました。

これにグローバル化経済が拍車をかけているとのことで、確かに自国企業体が所属地を変えて経営する機会を上手く作ってしまっていて、アダム・スミスの提唱する理論では、ここまでの想定を考えてなかったのでは?との疑問を訴えるのは、少し笑ってしまいました、あまりにも皮肉すぎて。
企業体が自由に所属地を選ぶことはできても、ユーザーは移動しませんからね…と言う話には、なるほどな。

そこに、技術革命=次の産業革命ともいえる自動化の技術が追い打ちをかけて、雇用を奪い格差というレベルではない脅威が訪れるだろうと恐怖を訴える話で終わりました。

持論と脅威を訴える内容ばかりの作品で、それをどうするかとの話があまり少なかったのですが、経営の歴史を知るのには、とてもよい作品だったので、5点を付けさせていただきました!!

ラストシーンで語られる、戦後経済の中心で稼ぎまくった世代が交代する時期とのことで、その相続されるであろう資産の膨大な量には、驚きとともにガッカリもした今日このごろでありました。
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