ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「ハイドリヒを撃て!「ナチの野獣」暗殺作戦」に投稿された感想・評価

gdbsdta

gdbsdtaの感想・評価

3.3
イギリス、チェコから送りこまれた数人の軍人が、ナチスのハイドリヒの暗殺に向かい奮闘する、事実に基づいた話。
そいつを殺して状況が変わるのか?
平和になるのか? 報復は怖くないのか?
成功しようが失敗しようが、明るい未来ではない事は序盤からでも伝わってくる。
なんとも言えない気持ちでみるしかない映画でした。
『砕かれたバイオリン』

奏でられていた、試行錯誤のバイオリンの音は突如、闇の中に音は吸い込まれた。

静かなる希望は、虚言の証明として指を打ち砕かれる。

黒い帽子が、いくつも連なり、地獄への切符を携えて。

1つのミストーンが、全体のハーモニーを打ち砕き、増大する爆音の歪みが、いくつもの悲鳴と知るまでに。

最終的な選択を。
そなたに委ねるか。
それとも、私が引き金を動かすか。

最後に見えたのは、6時間に及ぶ、君のいる場所へ。

ほほえみと旅立とう。
どんなことにも文句を言うような小さな人間で、思えば今日食べたラーメンも何だか麺がふにゃふにゃしているなー、なんて思いながら食べていました。美味しかったです。
そんな僕ですが、この映画は文句もグゥの音も出ない素晴らしい映画でした。

物語の背景と主人公のキャラクターの説明をスリルある見応えある短いエピソードで開幕し、そこで起きた出来事が次の展開の火種になってと、まぁ一気に惹き込まれてしまう吸引力といいますか、アッという間の映画体験でした。

あと、これはぼくだけですかね?お勉強にもなるんですよね。
史実として、なんとなくそんな事が有ったとは聞いてます位の話をさ、当事者目線で見れるので、深く考えたこともなかったですが、暗殺が目指す未来はそういうことよね?当事者たちがその悲劇を考えなかった訳がないよなー!と、哀しい気持ちなりました。
フライ

フライの感想・評価

4.3
この手の第二次世界大戦実話裏話的な話は、見応えがありかなり好き。
演技重視の作品なだけに重要なキャスト陣は演技派の一線級の俳優がでていてるのでかなり楽しめた。
第二次世界大戦チェコスロバキアへのドイツ進行、占領についての内容は余り知らなかっただけにとても興味深く観ることが出来たし、本作内容についての作戦は多少知っていたので観ていてかなり辛かった。最近の戦争関係の映画はリアル過ぎて観ていて心が折れる。途中、神父がレジスタンスに言った言葉は そうだ!と思わず頷いてしまった。ラスト30分は力み、震え、涙が止まらなかった。
ハイドリヒ映画のナチス第三の男は本作内容への関連含め絶対に鑑賞したいと思った。想像以上の秀作だった。
snoooopy

snoooopyの感想・評価

4.1
実話に基づく映画。


最高位のナチス党員
虐殺者 ハイドリヒ
奴の暗殺計画 エンスラポイド作戦 のお話


同盟国に見捨てられたチェコは
ドイツの支配下に。
反ナチ チェコ愛国者はハイドリヒに
次々と殺されていた。

そんな中、
チェコ🇨🇿を救うために立ち上がった
ヨゼフとヤン
(パラシュート隊:上空からチェコに入る)


ドイツの占領下で隠れながらも
作戦を進め、計画を立てる。

さらに映画の見所、
戦争のお決まりごと、何か知ってたら
凄まじい拷問を受けた末に吐かされる。
それを防ぐために配られた青酸カリ。


死にたくないけど祖国のために。
激しい銃撃戦、拷問、青酸カリ。
チェコ人の愛国心に脱帽しました。




この後、
ウェストンチャーチル(映画もあります)
彼はこのチェコの戦いを賞賛し
チェコを同盟国として認めました。
チェコスロバキア圏の歴史を知らなくても十分に理解できる話だった。
歴史の勉強にもなるし、自分が如何にこのあたりの知識が欠如しているのか再認識。
前半部ではエンスラポイド作戦決行まで。ここまでちょっとしたミスが命取りになるのが伝わってきて、スリルが伝わってくる。
作戦実行シーンは印象に残る。
後半は、チェコ人レジスタンスのナチスへの抵抗。同胞のためを想う行動に心を打たれる。結構リアルでエグい。だけど意志の美しさも感じる。


キリアン・マーフィーがかっこよすぎ。
普段は感情を抑えて任務に励むが、時々感情を抑えられなくなる描写がすごく胸に響く。

それにしても邦題はなんでこれでGoサインが出るのか。。。
邦題以外は非常に高品質。
カメラワークがその時々で変わる印象(感情を表すためだと思う)
keik

keikの感想・評価

4.5
実話をベースとした話。
前半の静かな展開と後半の激しい展開。
銃撃戦のシーンは緊迫感がすごく、息が詰まる。
この事実を知ったことと、沢山の犠牲になった人達の事を知って良かったと思う。
2019/04 CS録画。イギリス、チェコ、フランス製作。ナチス高官でありチェコスロバキアを統治していたハイドリヒの暗殺作戦(エンスポライド作戦)の話。どうしようもなく疲れる映画でした。
ハイドリヒについての描写はほとんど無く、作戦を実行したチェコスロバキアの兵士たちと反ナチス組織の人々を描いています。この作戦についてはうっすらとした知識しかなかったのですが、鑑賞後に調べると比較的史実に忠実に作られているよう。

劇伴もあまりなく、地味な場面も多いですが、2時間ずっと緊張させられました。このやや地味な内容でダレない作りになっているのが凄い。監督が『フローズン・タイム』のショーン・エリスだとは意外でしたが、印象的で美的なカットが多かったのはそのせいだったかと納得。

内容について。
登場人物たちの行く末については最初から何の希望も持てない訳ですが、そんな彼らが「どうしてこの作戦を行うのか」。
かつて同盟国だった国々へのアピールとしての政治的な意味がベースにあり、個々人としては、愛国心だとか、チェコスロバキア人としての誇りであるとか、そういった事が言えると思います。特にラストは彼らのその気持ちが表現されていて苦しいです。

冒頭のテロップでも少し説明されますが、この時のチェコスロバキアは解体、分割、消滅中。政府は国の再建を目指してロンドンへ亡命。(作戦を実行した兵士たちも英国へ亡命していた亡命軍)
作戦後の報復による犠牲を考えると、この作戦をどう評価するかは難しいところですが、在英チェコスロバキア亡命政府は追い詰められた状況にあり(作戦には英国政府の関与もあった訳ですがだからこそ)、兵士である彼らも同じく、相当切迫した心情にあったのでは、と思います。国を守るというより「俺たちの国を返せよ」な訳で…。

今はチェコとスロバキアは別々の国なわけですが、チェコ辺りの歴史は古代からずっと複雑ですね…。
scope

scopeの感想・評価

3.7
なんてダサい邦題なんだ…!!
たまにどうにかならないのかっていう邦題があるけど、これもまたその一つ。
映画そのものは、もちろん実話だけどとてもハラハラするつくり。キリアンマーフィーは、安定のセクシーさだし。演出もかっこいい。
peche

pecheの感想・評価

3.5
実話ベース。
チェコスロバキア亡命政府によるエンスラポイド作戦。

最初から最後まで緊張感。
悲惨。
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