西北西のネタバレレビュー・内容・結末

「西北西」に投稿されたネタバレ・内容・結末

お母さんの言葉キツかったなぁ。
数年前よりは理解が進んだ世の中になったと思うけど、きっとこれが現実。
理解できなくてもこういう人もいるっていう認識だけでいいのに、そこから偏見が生まれる。難しいですね。
サヘルさんは見た目も中身も美しかったなぁ。
ひとつひとつのことに対して真正面から受け止めて考えてみる姿勢を忘れずに自分も行動してみよう。
あるレズビアンのカップルに1人のイラン人留学生の女性が関わってしまう奇妙な三角関係だったが、悩みや葛藤、雰囲気は良く描かれていたと思う。とりあえず悩んだり、迷ったら美味いメシ食っとけ。カラオケは究極の自己満なんだから、映画の感想と一緒で人それぞれで良いでしょ。(2021-243-7-1)
中村拓朗監督による恋愛映画である本作は、自身の生き方に日々悩むレズビアンのケイと、ケイの恋人でモデルのアイ、将来的な日本での生活やビザ、同級生との交流に不安を抱える、日本画を学ぶムスリムのイラン人留学生・ナイマの3人の女性の心情を繊細に描いた作品となっているのだが、本作は中々見応えのある作品でしたね。性別や国、文化や宗教などといったものの境界線で感情を揺れ動かす3人を通して"人を想う"ということを考えさせられましたし、至極当然のように"当たり前"というものが蔓延る世界で三者三様に"当たり前"を追い求めて傷ついていく様には思わず居たたまれない気持ちにさせられ、出口の見えない迷路に彷徨う彼女たちが辿り着く行き先がどんなものなのかが気になり最後まで画面から目が離せなかった。ケイを演じた韓英恵やナイマを演じたサヘル・ローズの演技や存在感には圧倒されるものが時折感じられましたし、アイを演じた山内優花の瑞々しさもまた目に残るものがあり、触れたらいとも簡単に傷ついてしまいそうな繊細さがとにかく見事に表現された一作。暇つぶし程度に視聴をはじめた作品だったが、観る価値は大いにありました。
ケイとナイマの急接近っぷりに???ってなってわりと序盤からおいてけぼりになってしまった。喫茶店でぶっちゃけトークしただけでそんな急に仲良くなるものなのかねぇ
ケイがナイマをいきなり襲うのも???って感じ。え、私見逃してた(確かにだれ気味にはなっていたけど、、)?友だちとしてではなかったの?って混乱してしまったわ。

ナイマは面接で答えられなかった質問の答えは出たのかな?
ケイとは譲れない部分で価値観が違ったこともあって(?)、もう会うこともないんだろうか。
一過性の友だち設定って寂しくなってしまうのでどうも苦手、、

ケイとアイについては、2、30年前の大衆ビアン小説にありがちな要素てんこ盛りな気がして脳内で悶えてしまった(それ言い出したら異性愛なんてもっとひどいかもしれんけど…)。生きづらさは相変わらずということなのか。
彼氏だと別に聞かれないのに、彼女と一生を共にする覚悟があるのかどうかとか将来について問いただされるのは超あるあるですな、、

相変わらず磁場は狂っているし、特に結論らしい結論は出ないけど、悩みながら生きていくよってことかな?
う~ん私にはあまり合わなかったかも。

(~12.23 倍速録画消化)
執着心強い恋人との関係に悩むレズビアンの日常?日本で働きたいけど不安を抱えるイラン人ムスリム女性?何を決定的に描きたいのかよく分からない映画だった。
ただ、イラン人ムスリムの学生を演じていたサヘル・ローズ様の魅力に惹き付けられ、この映画では彼女の活躍が目覚ましいと思った。
静謐で光と影の縫い目の中にいるような曖昧な空気が漂っていたのが印象的だった。

・登場人物について
ケイの恋人アイが幼稚で終始イライラした。なんであんなことになってるのか説明するシーンがあれば良かったのに。
ナイマは典型的なムスリムだな。夜にバー行ってもお酒飲まないし祈りはちゃんとするし。でもイラン人の特性とかをもうちょっと出してほしかったなぁ。
自分と対話し過ぎて自分を見失ってしまい焦燥感を感じたりするケイには個人的に共感できた。
明らかにケイにはナイマの方が性に合ってるしナイマもケイには心開いてたし、ナイマがケイと身体の関係を結びたくなくとも友人でいれた可能性はあったはずだと思う。

救われない。
お互いの人生背負う気もないのに
っていう言葉がずしーんってきた

切ない
無心に信じるものがあっていいね、というセリフが同感に同感を重ねた

都合の良い時だけ神頼みしかできない自分は神に見放されるであろう

お祈りする姿って美しいし日本語の滑らかさが良き

鳥には名前をつけない、離れがたくなる、が良いセリフ
誰も話してない静かな時間が長い。何かを見つめてじっとしている姿が長いこと画面に映っていて、それを見ながらぼんやりいろんなことを考える。考えるきっかけになるようなことがそこらじゅうに転がっていて、それを考える余裕がちゃんとある映画。人が人である以上はどうしたって生まれてしまう差異によって生ずる衝突のことや、人間が必ずしも一面的ではないこととかを考えた。悪意を持って傷つけようとしてくる誰かがいたり、愛情表現が噛み合わない恋人に戸惑ったり、悪意のない友達の言葉に深く傷ついたり、考えなしに誰かを傷つけてしまったりする。悪意のある誰かも、恋人も、友達も、自分すらも、見えているのは一面に過ぎないかもしれない。相手との相違によって思いがけず傷ついたり傷つけてしまったりするのを厭わないことが、誰かを想うということかもしれないなと思った。ケイとナイマが一緒に踊るシーンと、ケイとアイがバスを降りたあと、バスに乗ってる人たちの顔が映るシーンでちょっと泣いた。あと、韓英恵のお芝居がとてもよかった。何かをじっと見つめている横顔がすごく印象的だった。表情を大きく動かさなくても伝わってくる何かがあるってすごいことだと思う。いい映画だった。
大阪では3カ月待ちでやっと見物。何年か前のPFFで賞を取った若い監督さんのしみじみしたロマンスでした。
まずはカメラ。ワイドスクリーン持て余しかなと思ったら、まさかの縦構図も含めてうまく使ってはるし、光量やピントのずらせ方も好き。
で、話の方は「はずれた」人たちのリアリティの無さがかえって「なるほど」で、こちらもお気に入り。中国、イラン、韓国、日本それぞれの他者感、サヘルの祈りの背後にぼやっと映り込む英恵さんの細い腿、田野聖子の調子外れの母親ぶり、そしてマンションの部屋やプールでの生活感排除。
説明過剰の思わせぶりとムード頼りのやっつけ部分が微妙に気になりつつも、総和としてとても納得できる。
一週間上映の上に不入りというのはなんとも勿体ない。
ところで今年の韓英恵さん、四本とも見事で圧倒的でしたね。
書いたらネタバレになりますが、ファーストカットとラストカットの意味に気づいたときに鳥肌が立ちます。
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