自分勝手な父親に育てられた少年が、気づいたら自分も自分勝手に馬を振り回していた話。相手のことを思ってしていることは、大概は自分のためだったりする。馬だって、ずっとドーピングされて毎週のように競馬で…
それでも、歩いていくしかない。
この映画、地味っちゃ地味。でもめちゃくちゃ沁みる。
アンドリュー・ヘイ監督が描くのは、少年と馬の旅っていうシンプルな構図の中に詰まった、静かな絶望と小さな希望。
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小さい犯罪を犯しながらも競走馬の親友ピートの死や父親の死、金欠を乗り越えて小さな幸せにたどり着けたのは良かった
ピートと荒野を旅する場面は親友と知らない街を旅するかのような青春を感じたし、最後には旅…
人里離れた荒野の一軒家で、独り引退馬を世話する話かと思ったらだいぶ違った。
勝手に思い込んでたので、こんな展開なの?とちょっとびっくり。でもその分引き込まれるものがあって、けっこう良い作品だった。そ…
チャーリー演じるチャーリー・プラマーがとにかく立派で、ギューッと抱きしめたくなった。
本当は1人で不安で怖かったに違いないけど、ピート🐴が居てくれたから踏み出せたんだと思ったし、その後の行動力を見て…
孤独の描き方が凄く良い。ケリー・ライカートの『ウェンディ&ルーシー』のような映画に、少年の成長を上手く絡めたようなストーリーで凄く良かった。
凄く現実的で、夢物語のようでは無かったことが、凄く心揺…
15/2025年
背負うにはあまりにも重い喪失と孤独の連鎖。こっちまで深めの傷を負う。
この監督の作品は他に「さざなみ」しか観てないけど、派手な誇張がない表情と心の撮り方が上手い。だから観るのが…
生きてく強さを学んでる。
これ、いい映画だなぁ。こんなに全力で喜怒哀楽を学べた主人公が羨ましいし、現代の「人に頼って、ミスしたらその人のせいにすればいい」そんな甘さから抜け出せることを教えてくれて…
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