このレビューはネタバレを含みます
一晩の、それぞれの男女の交差。
台詞より物音がよくきこえる。
夜が題材なのに、営みの描写がなく、愛し合うことの最大表現が抱擁なのがよかった。
断片的な物語、関係性と台詞のみ。
定点のなかで、個人の葛…
色んなドラマや映画で特にドラマチックなシーンになりそうな、色んな人の夜のシーンを細かく切って繋いでいくという見せ方が面白い作品だった。
やっぱりここでも色々想像させてくれるシャンタルアケルマン。
…
登場する人達が、皆、どこかしらユーモラスなのは、恋愛中の人は皆、真剣だからだろうか。ひとつひとつ見ていると、リアルではなく、劇映画なのだが、全体としてリアルに感じられるのはなぜだろう。
アケルマン作…
恋したくなる、恋人欲しくなる映画圧倒的1位。
道端で、玄関で、廊下で、ベッドで男女がハグして。無言だったり、会話したり、投げかけるだけだったり、ただそれを聞いているだけだったり。どこにでもある男女の…
究極の名作『ジャンヌ•ディエルマン』のシャンタル•アケルマン監督による群像劇。
美しく静かでどこか寂しいある夜、さまざまな男女が愛を求めて繋がり、あるいは別れる。
彼らの物語が交錯することはほとん…
余白で愛を感じさせるロマンチックな映画。
私も深夜3時とかに街を歩いて明かりがまだついてる窓を見ては孤独感を紛らわせていたのを思い出したりした。
夜が来ては孤独を埋めるように誰かの元へ行き、朝が来…
夜に溢れる男女の愛。
……一言で言うのむずい!
夜に愛を交わす男女が次々と出てくるんですけど、直接的な性行為はまったくなく、その直前のような愛のハイライトが多く、むしろドキドキする。
そうでない場…