エモーシャル全開で儚さが揺れ動く美しい一夏の純愛。
許されないとわかっているから、終わりが見えているからこそ燃ゆるものもある。
ティモシー・シャラメの仕草や表情一つ一つの色気が凄くて、画面に目をやる…
夏の間に観たいと思ってずっとずっとあたためていた作品。今年はあまりの暑さに嫌気がさしていたけど、荒んだ心がどこか洗われた気がした。
最初はその美しい世界観にただただ圧倒されて単純な感想しか出てこなか…
““永遠に残り続ける、ひと夏のまばゆい痛み””
北イタリアの眩しすぎる夏。
古い家の石壁、緑に覆われた庭、どこまでも続く陽光──
すべてが美しすぎて、ただそこに“存在”しているだけで映画になってし…
Frenesy,La Cinefacture