白日夢の作品情報・感想・評価

「白日夢」に投稿された感想・評価

このレビューはネタバレを含みます

ワイプや洗車機
西洋の雰囲気漂うマネキンなど雰囲気は感じられるが
谷崎潤一郎氏原作作品というより
ハードコアポルノを売りにした作品のように感じた。
女優さんの作品に対する意欲や熱意
女性として並々ならぬ思いという事は感じられるが
それと作品としてはまた別のような気がする。
白日夢64の方が自分は好きです。
19才の夏の24時間テレビの日に名古屋のオールナイトにいったんだけど昼職の激務がたたって居眠り、起きたらラストの歯医者のシーンで愛染恭子のオッパイ一個も見てない。一緒にいった友人二人も爆睡したと言っていた・・・恐るべし『白日夢』
歯の治療のため昏睡状態に陥った青年(勝然武美)が、待合室で一目惚れした美しい婦人(愛染恭子)と歯科医(佐藤慶)の性愛関係を夢想する。大正15年に発表された谷崎潤一郎の同名戯曲を映画化した作品。1964年度に同監督で映画化されているため、本作はセルフリメイクとなる。

大島渚監督「愛のコリーダ」に継いで、日本にてハードコアポルノ(本番行為あり)を実現しているところが醍醐味。愛染恭子いわく、武智鉄二監督は役者を不安定な精神状態に追い込んでくるタイプだったらしい。

原作にあった歯科医の不倫要素は省かれており、全体的に愛染恭子を見るためのグラン・ギニョールの印象が強い。愛染と歯科医の本番ベッド・シーンと、青年を観客に見立てた見世物的な展開が交錯していく。前者はAV世代には冗長に感じられるだけなのだが、後者は奇異な映像が連発するので心底楽しむことができる。

肝心の本番ベッド・シーンは正常位しかやっていないため、今の感性のままで観ると、かなり退屈に感じられる。意図的な演出かどうかはさて置き、他人のセックスは無味だということを思い知らされる。