新年1発目!面白い作品でよかった。
ルイス・ブニュエルのアイロニカルな物語のタッチと、捻くれていてある意味正直な人間に対しての目線が光る挑発的な作品。
なんだかんだで序盤の『めまい』的な展開が好き…
ひー傑作。神々しいサスペンス。演出は美しいし話は俗世に刺さるし…あのアンダーグラウンドばりの狂騒繰り広げる宴にうっかり見惚れた流れからの、修羅場にガックリ、からの、なにがあっても神様に仕えてた聖女が…
>>続きを読む”正しい事がしたい”と”俗世間と馴染んでいきたい”という事を、ここまで意地悪く圧倒的映画力で見せられると、居心地悪いのに動きたくない感じ。どの場面もカッコいいのがまた居心地が悪い。そしてあのラスト。…
>>続きを読む亡くなった妻の面影をビリディアナに重ねて愛を求める叔父に嫌悪感だけでなくどこか切なさを覚えた。
首を縊る前に笑みを浮かべるシーンが印象に残る。
叔父亡き後浮浪者を招き入れて善行に励もうとするが思い通…
カンヌでパルムドールを受賞し、当時フランコ政権から上映禁止処分を受けながらも後にスペインの映画雑誌で史上最高のスペイン映画に選ばれたブニュエル中期の代表作。
修道院でシスターとして育った主人公が叔父…