ビリディアナの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『ビリディアナ』に投稿された感想・評価

No.377[ベルイマンより直接的な"神の不在"と人間の本性] 79点

主演のピナルが本作品(1961)のプロデューサーであるアラトリステとの間に誕生(1963)した娘にビリディアナと名付けたこと…

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買うだけ買って見てなかったシリーズ5
途中まではある程度地味だが、終盤は見もの。

最後の晩餐のパロディは分かったけれど、私には難しかったのか退屈に感じた

For the famous The Last Supper scene, the number of homeless p…

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7号
3.9
問題作と言われたらしいがそらそうなるわな、と納得しました

教訓を得られる映画と考えれられなくもないかも…
劇薬すぎるけど
4.2

トリアーのキングダムを見た後に見ると相互に分かり合えるというか、たぶんブニュエルは無神論者ではなく信仰心の強さによる逆張り的な視点があるのだろうけど。なので序盤は静謐なドラマだ。後半はぶち壊し。打ち…

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4.5
露悪的で厭世的で、すごく痺れる映画。
ブニュエル最高。
理想的な善は光りかがやき人々はそれに近づこうと天を登ろうとするが、羽は焼け落ちて闇に飲み込まれる。残虐と利己主義は人間に宿命的に付随する。

無償の施しは、常に無防備な愛。

メキシコ時代のブニュエルが祖国スペインに戻り撮影した問題作。反宗教的な内容がバチカンの怒りを買い、各地で上映禁止に追い込まれたもののパルムドールを獲得。神に仕える者…

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最後の怒涛の展開がもの凄いし、映像がカッコいい。強烈な皮肉。人の善意を何とも思ってない人間っているよなあ。めっちゃ神の不在。
324
4.2

恩恵やら愛やら救済を与える者たちと受け取らない者たち、授受のミスマッチ。primordial・低次の本能的性質の発露、即物的な悦びの勝利。加虐的なまでに敗れ破局的なヴィリディアナよ。生足見惚れ好きす…

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