最後まで息をつかせぬ怒涛の熱量。
序盤からぽつぽつと編み上げていった不和と不条理が最後に激情となって爆発し、そっと終息する。どこまでいってもエゴイズム。たまらない閉塞感とやるせなさ!
排他的に暮ら…
劇中の事実がそれ以上の意味をもたず観手に伝わるお行儀の良い映画。それ故につまらない。こういう映画は、プロット的な破綻や人物描写に目がいくが、そのどれも普通。特に深く考察する気にならない一本
新宿って…
亡命というより、亡命ごっこで世間は甘くないよと打ちのめされた人を撮ってる印象だった。
メインの2人は自分勝手な寄生してる人に見えて、ただただイライラしてた。
この人達は何をやっているんだろう。
北…
内田信輝監督作品。
東京フィルメックスにて鑑賞。
自主映画と聞いていたり、撮影環境も大変だったと事前の話があったので、商業映画とは違う観点で観るつもりだったが。
どうしても荒は気になってしまう。
…
映像の中にちゃんと人が生きているという意味で、生活音や生活サイクルの切り取りは抜群に良かった。が、重要なストーリーに入っていく中で不必要な情報や、伝えきれないまま間のびしたシーンが多々あり、勿体無い…
>>続きを読むこれはなかなかに手強い。
こういう例えは本意ではないけれど、『奇跡の海』や『ダンサー・イン・ザ・ダーク』の頃のラース・フォン・トリアー、あるいは ダルデンヌ兄弟の『ロゼッタ』くらいに、観る者の感情…
東京フィルメックスにて。
フィルメックスには10年以上参加させていただいていますが、過去、最優秀作品に選ばれどうしてもワタクシ的に納得できなかったのは1作品のみ。それが内田監督作品【ふゆの獣】。未だ…
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