キシュ島の物語の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『キシュ島の物語』に投稿された感想・評価

odyss
3.3
【観客を哲学者にする映画】

1999年のイラン映画。短篇3作を合わせたオムニバス形式。 

ペルシャ湾に浮かぶ島を舞台にした3つの物語は、観客をどことなく哲学的な気分にさせてくれる。

キシュ島海岸を舞台にした、三つの物語。
ナセール・タグヴァイの「ギリシャ船」は、海岸に流れ着く段ボールをめぐる話。外国船から流れてくることの怯えに意味が込めれているのか。
アボルファズル・ジャリリの…

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静かで美しいイランのキシュ島を舞台に、三人の監督が切り取った少し不思議でシビアなショート3篇。部屋を整理していたらパンフレットを発掘したのでレビュー。

今はなき渋谷シネアミューズ・イースト&ウェス…

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キシュ島プレゼン企画のオムニバス映画。
マフマルバフの『ドア』が特に面白かった。オチとか可哀想すぎて草。
菩薩
3.3

①ギリシャ船
どう考えてもクズ旦那のモラハラでメンタルが破滅した妻氏の話にしか思えなかったが…。海洋漂着物の行き着く先、その土地に住む者の不安や恐怖って事なのかしら。海上に堂々と佇む座礁船が強い。妻…

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RIO
4.0

ペルシャ湾に浮かぶキシュ島

海の存在
神の存在
人間の存在

イラン監督オムニバス
素朴なストーリー3話

☆「ギリシャ船」
ナセール・タグヴァイ

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[] 70点

元々は六つの短編オムニバスとなる予定だったらしいが、最終的にタグヴァイ/ジャリリ/マフマルバフの三名に落ち着いた。舞台となるのは大昔にアジアとヨーロッパを結ぶ貿易の中継地として栄えた…

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Y
4.0
2000年ちょっと過ぎたあたりに自室で観たから、VHSだったかな。
キシュ島の観光PVとして作られたという面があると何かで読んだけれど、本当かな?
素晴らしいオムニバス。
また観ないと…
ジャリリ目当てで観たけどマフマルバフの『ドア』が素晴らしかった

キシュ島を舞台に3人のイラン映画監督が送る3つのオムニバス。


第一話『ギリシャ船』(ナセール・タグヴァイ監督)

キシュ島に流れ着いたギリシャ船。それと一緒に外国製のダンボールが大量に海辺に流…

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