概念を奪う。っていう響きがまず素敵。
愛とは?というテーマに対し、清にしては結構癖なく演出していっている。
清ファンにとっては、もしかしたら物足りない。と感じる人も多そうな出来だが、自分はこの、一…
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今作における侵略ってあまりにも漠然としたもので結局釈然としないが、そんなものどうでも良いんだよと言わんばかりのドラマの濃さ。長澤まさみ、長谷川博己と言った人間側だけでなく、松田龍平や高杉真宙の宇宙人…
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「嘘を愛する女」に続いて鑑賞。手元の録画ストックには長澤まさみ出演作が多くて、「日本映画は長澤まさみで出来ている」のかも…と思うほどに…
同じようにちょっと自分勝手ぎみのキャンキャン吠えがちな女性で…
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羊の木の時も思ったけれど、松田龍平さんの異物感がすごい。この方の特性なのかと思いきや、普通の人としても違和感ないあたり、演技力に驚いた。
話は演劇から映画に変わることで、流れ的にそうはならんだろう、…
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黒沢清監督の作品は
正直これまで観た作品は苦手なものが多くて
最たるものになったのがクリーピーで
無理っ!となった
今作、冒頭の場面を観た時に
これも苦手な部類かなあ?と不安になったけど
思っ…
車が行き交う道路のど真ん中を歩く(ルイマルの引用?)とか警官をワンテイクでバンバン撃ってる間はいいけど、会話をはじめると知能がグッと下がる。
概念の収奪とか大仰な設定なのに、やってることは台詞で…
(C)2017『散歩する侵略者』製作委員会