38人の沈黙する目撃者の作品情報・感想・評価

「38人の沈黙する目撃者」に投稿された感想・評価

eriiko

eriikoの感想・評価

3.5
女優さんが叫んでみて誰も出てきてくれなかった時のなんとも言えない虚無感…。最近見た、『見下ろすとそこに』というショートフィルムに似てる気がした。

自分もこういう状況になったら、巻き込まれたくない、誰かが助けるだろうと思ってしまうかもしれない…。
ねぎお

ねぎおの感想・評価

4.5
マンメンミさんのレビューに触発されて鑑賞。
期待に違わぬ作品でした。
ドキュメンタリー映像なんですが、まるでサスペンスのよう!

中身以外の映像として見ると、これプロですよ!(当たり前かもしれませんが・・)
映像がない証言の再生や、文面をボイスオーバーしてたりといった場面、手書きのアニメーションで表現するのですが、とてもいい味わいだし効果的。
カメラはドキュメンタリーにありがちなブレもなく、インタビュー時にカット割るんですよ!2カメだったのかなあ、それとも頷く仕草を別撮りしたか?
兎にも角にもよーく出来てます。

描かれたものは、わたしは何とも言えません。被害者遺族の感情は当事者じゃないとわからないのでは。想像することは出来ますが。
そしてこれだけ時間が経ってしまっていると難しいですね。

役者を使ったあの演出はビルの希望だったのかな?凄まじい効果だったなぁ。
結局真相は謎でしたが、構成が良く、知的好奇心をくすぐられる内容でした。
本作は約50年前のキティ事件被害者の弟の視点から事件を見直したドキュメンタリー映画です。
キティが襲われている様子を目撃したり聞いたりした目撃者が38人もいたのに誰もが通報せずにキティは亡くなってしまい、当時「無関心な傍観者」と社会問題となり、現在も影響力のある事件の一つです。
取材するにつれ、38人という数字に根拠がなかったり、通報した人や助けに行った人がいたこと、38人の一人に含まれていた事を初めて知った人が出てきて様子がおかしくなってきます。
メディアに情報操作されたのでは、真実は何なのか、取材を進める弟と同じ気持ちになって観られる作品でした。
はぎた

はぎたの感想・評価

3.0
真実はわからない。報道の正確性、真実性が問われる作品

傍観者効果にはなりたくないな。これは殺人事件だからこう思うけど、傍観者になっているのは現実には多いと思う。
ss

ssの感想・評価

-
多くの目撃者がいたにも関わらず、通報する者がいずに殺されてしまったキティ。
そんな姉の無念を晴らすべく動き出した弟。

1人の人間を色んな側面で見ること。
1番近しいと思っていてもそれはなかなか得られないものであり、友人としてのキティ、同僚としてのキティ、パートナーとしてのキティ。
姉としてのキティ以外の横顔を見ることで悲しさが昇華されることはないけれど


そしてねじ曲げられた真実たち。
出てくる人たちみんな傷付き苦しんでいた。久しぶりに重量あるドキュメンタリーを観た。

2017/11/25
さと

さとの感想・評価

3.5
結局事件自体の真相はよくわからず。
このドキュメンタリーの趣旨は真相云々ではなくて、こんなときどうするっていう問いかけなのだけど、とても難しい。
なんか色んな人が出てきて自分の主張をするんだけど、見てて苦しい気持ちになった。
福之助

福之助の感想・評価

4.0
真実とは?
自分が知る姉と知らない姉、自分も親、兄弟の事どれだけ知っているんだろう。
犯人の息子がインタビューに答えるシーンは苦しくなる。
自分は決して傍観者にはなりたくないと思いながらこの映画を観ている時点で傍観者なのかもと考えさせられた。
Takumilk

Takumilkの感想・評価

3.2
大勢の目撃者がいる中で行われた殺人事件、でも誰ひとり通報する人がいなかった。という50年前の事件を改めて検証するドキュメンタリー。事件は悲しく報道の真偽は怪しく、やるせない映画でした。
1964年、多数の目撃者がいたにも関わらず誰も通報しなかったため殺害された女性。
事件から50年経って彼女の弟が事件を検証していくドキュメンタリー。

もし自分が被害者家族だったらと考えると、やるせないし憤りを感じる。
彼女の弟が事件と向き合うまで50年の歳月が必要だったということかも知れない。
無関心さは他人事ではなく自分にも当てはまる。

また報道のあり方に対しても考える題材になった。
1夜に起きた事やけど、50年経ってもまだ傷を抱えてる弟。
分からない事だらけで、疑問を持つ度に解決をしたくて行動しまくる。それは他人からみたら執着で、いつまで引きずるねんって言われても、疑問をほって置けない弟。
せやけど50年経ってから見えてきたメディアの事や、関わってきた人に話を聞きに行くのは、50年間ずっとしてきたことじゃなくて、50年経ってからやっと行動したことやから、執着しすぎじゃない気もするなぁ。
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