奇妙な映画だったなー。まっとうな伝記映画というわけでもなく、サスペンスというにはあまりに呑気だ。ルパンと銭形のような奇妙な愛の形も感じる。全体を通しての語られ方とか、実在するネルーダとフィクションと…
>>続きを読むチリの英雄的詩人にして政治家ネルーダと、彼を追う警官ペルショノー。
ネルーダは追われながらも酒を飲み娼婦と戯れ、ペルショノーの存在を身近に感じて生き生きとする。
ペルショノーは娼婦の母を持ち、偉大な…
このレビューはネタバレを含みます
『イル・ポスティーノ』が『ありふれたものへのオード(Odas Elementales)』辺りのネルーダの姿勢を抽出した作品だったのに対して、本作は明確に『おおいなる歌(Canto General)』…
>>続きを読むチリが生んだ国民的詩人、パブロ・ネルーダのチリ脱出劇を描く。
と言ってしまうととても短いが、これをネルーダのキャラクター、彼の詩作、周辺の人々、追う側の警視の目線等を加えていくと、非常にダイナミッ…
by Diego ArayaⒸFabula, FunnyBalloons, AZ Films, Setembro Cine, WilliesMovies, A.I.E. Santiago de Chile, 2016