野火では食人をモンスターとして描き、この映画では人間の尊厳を尊重した結果仕方のなかった行為として描く。これが本当の意味で映画の面白さだし、映画単位で正義が変わることの最良の例だと思った
仁義なき…
素晴らしい。これは魂の映画だ。全セリフが強烈に反戦争的。「軍旗はためく下に」あったのは無数の屍と生への渇望だった。
まさかのシネマスコープ。当時の日本の街を映すカットが貴重。東京にも存在したゴミ溜…
戦争映画の傑作だな。この時期の映画らしく、内ゲバを思い浮かばせるところもある。戦場でも結局、敵じゃなく互いを殺し合い、『ゆきゆきて、神軍』(1987)より先に人肉の話も出て。おそらくこの映画より早い…
>>続きを読む敵前逃亡で処刑された軍人の遺族には年金も出ない。20年不服申立てをしていた未亡人が、夫の死の真相を追求する為に所属部隊の生存者達を訪ねて回る。溺死。無駄死に。餓死。人肉食。上官殺し。二転三転する話に…
>>続きを読むすごい映画でした。
役者全員、鬼気迫るようで、丹波哲郎もエキセントリックな人という印象だったのがこんなに凄い役者たったのかと分かりました。
「これでいいのか、これでいいのか、だが結局なにもできなか…