軍旗はためく下にに投稿された感想・評価 - 6ページ目

『軍旗はためく下に』に投稿された感想・評価

ツ

ツの感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

大傑作反戦映画
飯を食うシーン、ひとりひとりがどんな人間だかわかる

野火では食人をモンスターとして描き、この映画では人間の尊厳を尊重した結果仕方のなかった行為として描く。これが本当の意味で映画の面白さだし、映画単位で正義が変わることの最良の例だと思った


仁義なき…

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これはマジでもっと多くの人の目に触れるべき映画だぞ。
Yuhi

Yuhiの感想・評価

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素晴らしい。これは魂の映画だ。全セリフが強烈に反戦争的。「軍旗はためく下に」あったのは無数の屍と生への渇望だった。

まさかのシネマスコープ。当時の日本の街を映すカットが貴重。東京にも存在したゴミ溜…

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tomtom

tomtomの感想・評価

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戦争映画の傑作だな。この時期の映画らしく、内ゲバを思い浮かばせるところもある。戦場でも結局、敵じゃなく互いを殺し合い、『ゆきゆきて、神軍』(1987)より先に人肉の話も出て。おそらくこの映画より早い…

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「これは余った分の人生なんですよ。ほんとのやつはあっちの方で済ましてきちまったもんで。」

原一男監督『ゆきゆきて神軍』を合わせて観てより現実味を感じられる。

敵前逃亡で処刑された軍人の遺族には年金も出ない。20年不服申立てをしていた未亡人が、夫の死の真相を追求する為に所属部隊の生存者達を訪ねて回る。溺死。無駄死に。餓死。人肉食。上官殺し。二転三転する話に…

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すごい映画でした。
役者全員、鬼気迫るようで、丹波哲郎もエキセントリックな人という印象だったのがこんなに凄い役者たったのかと分かりました。

「これでいいのか、これでいいのか、だが結局なにもできなか…

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戦争を体験した人たちが生きた「戦後」という時代に、本当の敗北はあったのかもしれない。

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