事件自体を描くことなく
修道女たちの佇まい、信仰心、動揺…
個々の心情を細やかに表現することで
逆に悲惨さが伝わり引き込まれた。
同じ宗教を信仰していても其々受け止め方は違うし、フランス人の女医か…
「恥と不名誉」か……
終盤の展開には驚いたし、そういう思考にとらわれるのはまずいなとは思う。でも、彼女なりの信念に基づいたことだとは伝わるから、彼女のその後のこととかまで考えると重苦しい気持ちになる…
途中、修道女たちの信仰心にもどかしくなった。そしてマザー・オレスカの身勝手さ。
最後にはマチルドの発案が赤ちゃんたちを救う。
ただ、自分が一番印象的だったのは、あの様なことをしてきた相手の子を慈し…
歴史的な背景や信仰心がわからなかったので、共感ができない部分が多かった。
しかし、こういう事実があったことを知っておくのには役立った。
フランス人女医とポーランドの修道女が子どもの命を救うために同士…
1945年12月のポーランド。
修道院のシスターはフランス人女医に助けを求めるのだが…というところから始まるドラマ。
実話を基にして作られた映画。
とても辛い映画でした。
修道院のシスターたちは…
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