第2次世界大戦直後のポーランドを舞台に、ロシア軍から性被害を受け、さらにその被害を貞潔のために隠さざるを得ないという二重の苦難に耐えている修道女たちと、自身も危険に直面しながらそのような修道女たちを…
>>続きを読むお気に入りのルー・ドゥ・ラージュが主演。白雪姫でも監督だったアンヌ・フォンティーヌなのでかなり不安を感じていたが、全く真逆の真面目な作品。
やはりロシアはいつの時代も酷いことばかりすると思ってしまう…
大戦末期ソ連兵に蹂躙されたポーランドの修道院を舞台とする実話劇。
フランス赤十字医師の「ポーランド人は救えない」と切り捨てる台詞から始まる、信仰と合理精神との鋭い対立。治療を拒絶する堅信に医師の矜…
このレビューはネタバレを含みます
【SEI -聖、性、正、生、静-】
実話を元にした作品だが、命と信仰心、女性の人権、守るべきものと体面体裁とのジレンマ、そして戦争の愚かさなど、多くの普遍的なテーマを上手に織り込んだ佳作だった。…
「恥と不名誉」か……
終盤の展開には驚いたし、そういう思考にとらわれるのはまずいなとは思う。でも、彼女なりの信念に基づいたことだとは伝わるから、彼女のその後のこととかまで考えると重苦しい気持ちになる…
途中、修道女たちの信仰心にもどかしくなった。そしてマザー・オレスカの身勝手さ。
最後にはマチルドの発案が赤ちゃんたちを救う。
ただ、自分が一番印象的だったのは、あの様なことをしてきた相手の子を慈し…
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