法廷で勝つことだけを考えていた弁護士が、犯人のころころと変わる証言に振り回され、次第に真実を求め出す点がよい。
緊張感が常に一定なので、普通なら中だるみを起こしてしまう所だが、非常に美しい画面作りと…
是枝監督の最高傑作だ。
画面と音響の作り出す空間はいずれも奥行きが深く、どのカットも静謐に始まり終わる。長回しを使わずオーソドックスに被写体を収める。
驚くべきは面会室のカットバックだ。
切り返した…
このレビューはネタバレを含みます
(ほかの方の感想に頷くしかないので一応自己メモ)
是枝監督の過去作品見なきゃ…
繰り返される印象的な台詞と、役所広司氏の芝居、仕切りを隔ててうつされる弁護士と被告の構図と、交わされる会話劇。
…
一つの捉え方としては、奇しくもこのポストトゥルースの時代に「真実」とは何かを問いかける映画、という捉え方もできる。
やや傍論に逃げるが、解釈のよすがとなるのが、福山雅治が是枝監督に「ところで、三隅…
役所広司、福山雅治、広瀬すず。
この三人が揃うなら期待せざるを得ない、と思いつつ観てきましたが、面白くはあったし胸にも残るのですが、どこか肩透かしを食らった感も。
しかしながら役所広司の演技がとんで…
三度目の殺人。重い。
このタイトルの意味を知った時の衝撃。
会う度に証言が変わる殺人の容疑者。
何が真実で、何が嘘なのか。
この映画は、誰が殺人を犯したのかというサスペンスではなく、あくまで“真…
フジテレビジョン アミューズ ギャガ