夏といえば、激しさと出会いのイメージですが、むしろ真逆のこの作品。
愛する人を亡くした人たちが、日々を過ごす中でその悲しい壁を乗り越えていこうとする。
大きな波はありませんが、むしろそこが良い!
観…
夏が題材なのに派手な演出も情熱的なロマンスもなく、淡々と流れる美しい映像にゆっくりと引き込まれていく。ポエティックな映画だと思う。
街並みや部屋の内装、そして公園や自然の切り取り方が丁寧で写真的に感…
どこを切り取っても美しい映像。
景色、色合い、表情全て儚い。
別れの直後に日常の中で相手を思い出す瞬間がどれだけ苦しい事か。
愛する人を失った時の深い悲しみと、その人に対する深い愛情がとても伝わっ…
パリ、ベルリン、ニューヨーク、16mmフィルムで映された夏の情景がどの街も本当に美しかった
サントラもめーちゃよい
どんなに辛い悲しみでも、時間が経っていけば少しずつ前に進めるようになると思わせてく…
ある夏の日、突然に恋人を失ったローレンス、また姉を失ったゾエ。悲しみを乗り越えたい気持ち、忘れられない寂しさを二人は分かち合いながら、お互いの人生を少しずつ進ませていこうとする。
時折り見せる悲しそ…
このレビューはネタバレを含みます
©Nord-Ouest Films - Arte France Cinéma - Katuh Studio - Rhône-Alpes Cinéma