有名な芥川龍之介の「羅生門」より、芸術性を薄め、人間を深く深く掘り下げた作品。ラストシーンは希望のある終わり方(雨も弱まり晴れ間が出る)だが、心に一抹の不安がよぎる人は、私含め多いはず
【余談】
原…
このレビューはネタバレを含みます
羅生門のセットが素晴らし過ぎてそれだけでも一見の価値がある、
「藪の中」と言う短編を映画化したらしいのだが短編を90分に引き延ばした印象、とにかくシーンが長く「間の美学」と言うよりバランスを崩しか…
雨の羅生門。
杣売りと旅法師は、雨宿りにやって来た下人の男に、自分たちが見て聞いてきた恐ろしい話をし始める。
藪の中。男と女、そして盗賊。
しかし、3人の証言は少しずつ食い違っており……
お久しぶ…
芥川龍之介の本を読んだ時に
人間の心が悪に変わる瞬間を文字で表現できるって凄いなって驚愕したものですが
それをまた映像作品として表現できてる黒澤明って監督はやっぱり凄いですね。
三船敏郎はいつもの如…
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