すごくミニマルだけど晴れやかな気持ちになるので、好きです。
朽ち果てた羅生門の前に集まる3人の男、木こり・僧侶・盗賊。木こりと僧侶が盗賊の男に今日見た恐ろしい光景を説明する…。あの小説の羅生門と違…
黒澤明の映画の作りは本当に綺麗である。
監督の主張性を排除し脚本を際立たせている。タランティーノと黒澤明は共に映画文法の手本となる監督である。
語り→無声→語り→無声のリズムは独特の緊張感を産み観…
めちゃくちゃ久しぶりに見た!!
大雨の羅生門から始まり、光に満ちた羅生門で終わる。人間のエゴイズムをこれでもかと追及し、最後にはちゃんと希望を持たせる。京マチ子演じる真砂が狂ったように笑うシーンが本…
ずっと観たいと思ってたんだけど、授業の参考文献で出てきたから満を辞して鑑賞!
初世界のクロサワだったけど、たしかにカメラワークとか、絵の魅せ方は上手だなあって思った
今のテンポ早い映画とは打って変わ…
十八にしてやっと黒澤映画デビュー。日本三大監督のうちのひとり、とは言われているけど、黒澤は他のふたりより頭ひとつふたつ抜きんでて有名だと思う。世界のクロサワとまで言われているし。でも、このカメラワー…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
「羅生門」1950,日本,大映
監督:黒澤明
原作:芥川龍之介「藪の中」
主演:三船敏郎、森雅之、京マチ子、志村喬
第12回ヴェネツィア国際映画祭金獅子賞
第24回アカデミー賞名誉賞
・証言の食い…
羅生門を黒澤明が語るとこうなるのか。
三角関係を新たに入れて
自分と他人の関係をより複雑かつ明確にした。
視点の扱いがめちゃくちゃ難しいと思う。
不思議に感じる視点もあった。
宗教観もさながら…
©KADOKAWA1950