羅生門の作品情報・感想・評価・動画配信

羅生門1950年製作の映画)

上映日:1950年08月26日

製作国・地域:

上映時間:88分

ジャンル:

配給:

3.8

あらすじ

みんなの反応

  • 映像、演技、音楽、テーマ、脚本、光の陰影、音の使い方がすごい
  • 人間のエゴ、見栄、自己チュー、虚栄心、卑しさ、弱さを描いている
  • 京マチ子の名演技や、三船敏郎の色気が印象的
  • 物語の行き着く先が見えず、面白い展開がある
この情報はユーザーの感想を元に自動生成しています

『羅生門』に投稿された感想・評価

gucci
4.0
このレビューはネタバレを含みます

1950年の作品とは思えない画面の完成度
この頃からここまでかっこいいカットを表現することができたのか…

話の構成も、興味を引きやすいオーソドックスなものになっていて良かった
1つの事柄を複数人が…

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あ
-
このレビューはネタバレを含みます
自分のための嘘で何が本当かわからない。
この渦に飲まれると何が事実か答えなんて辿り着けなくなる。
最後の赤子はどうなるのか、本当だったのか。順を追うごとに面白みが増す。
3.8

羅生門のセット豪華だなー!

現代で撮ったら60分くらいになりそうな話を90分で。たっぷりとった“間“がいい。

太刀のきらめきとか、顔にかかる木の葉の影がゆらめくことで風を表すとか、光の入れ方が素…

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芥川龍之介の短編「羅生門」と「藪の中」の
融合。
文学には文学にしかない良さがあり、
映画には映画にしかない良さがある。
原作が小説の映画作品は
そこが乖離していることがあるのだが、
もちろん本作は…

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真実と人間の主観。
芥川の「羅生門」と「藪の中」のミックス。
生きるための善悪の境界を描いている点は原作と同じか。
2回目の鑑賞

自分の事情に合わせて人は話や流れを作っていく
人の本性を表に出して話は進んでいく

自分にも当てはまる部分がある
4.0

これがあの羅生門効果の元の映画!

昔国語で学んだ羅生門から派生したお話。

人間の醜さ、自分が都合の良いように生きればいいとそれだけなのか。
死者までもが自らの醜いプライドを護り続ける。

主観を…

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露骨
-

この即物的な疾走感と狂気よ。過去作がフリだったかのように生き生きしている三船敏郎と、その主役を食う京マチ子の憑依。単純な構造ながら視点の違いで反復と差異を生み出し、且つ欲張らずに90分以内に収めた手…

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https://www.instagram.com/gareraku/p/DPOM5NJkUVW/

羅生門や検非違使の庭は映画館の比喩であり、現実の世界と表象=代行の芸術たる映画の間に必然的に生じてしまうズレを描きつつ、それと同時に「語り」による再現と映像による再現の質的差異についても明確な形で示…

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