このレビューはネタバレを含みます
黒澤明による『羅生門』は、真実とは何か、人間とは何かを問う心理劇の金字塔である。山中で起きた武士の殺害事件をめぐり、4つの証言が食い違いながら提示される構成は、単なるミステリーの枠を超え、「人は自分…
>>続きを読む黒澤三船祭り!昔、母が「羅生門は三船敏郎がカッコ良かったのよ〜」て語ってくるのを「三船敏郎wいつの時代だよw」と右から左に流してた当時の自分をぶん殴りたい。私が物心ついたときの三船敏郎と言えば三船美…
>>続きを読む半年くらい前に突然黒澤明作品を観たくなり視聴。セリフ聴き取るの大変だったけどそうか私も字幕つけてみれば良かった😂
何か事が起きた時、そこにいた人の話を何人かに聞くと状況が全部違っていた。結局あの女は…
字幕必須。映像美と、散々滑稽な人間の愚かさを見たあとの最後にホロリとしてしまうシーンがありました。
現代からすると逡巡のシーンが長すぎると感じる時がありますが、三船敏郎の動物的な演技は見ものです。
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羅生門の下で雨宿りしていた男と僧が、侍が死んだその流れを、当事者の盗賊と侍の妻、死んだ侍の霊を呼んだ巫女視点で語り、最後は目撃者であった男によって真実が、同じく雨宿りしていた下人に対して語られる流れ…
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2025年7月26日、ネットフリックスにて。
芥川龍之介の「藪の中」をベースにした、黒澤明の歴史的名作。
これが75年前の映画とは思えないような斬新さが、今見ても感じられる。
ストーリー自体は、「藪…
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