「生きる」が面白かったので、「羅生門」も面白かったと聞き鑑賞。
羅生門は原作を読んでいて、でもあの話を映画にして、どうやっても面白くなりようがなくない? といぶかしんでいたら「藪の中」でした。
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雨。降りしきる雨が、屋根伝いに川のように流れ落ちる。
それが「映画になる」ということを、これほど端的に示し得た人は、もしかすると稀有なのかもしれない。
あまりにも大きな存在については、社会的で文…
古典。
女そのものにまだ価値がなかった時代の話。
それゆえ、強姦は災いに数えられていない。
羅生門とは、己が人の定めを見定める儀礼の場である。
ある人は、人に希望を見出し、又ある人は、人を信じ…
原作である『藪の中』を忠実に再現しつつ、原作では書かれていないラストの真相を人間の欲望という部分に重点を置いて描かれていた。夫,妻,多襄丸の3人の構図は"隣の芝生は青い"ということわざにぴったりハマ…
>>続きを読む眼の力がどの役者さんも凄い。
大した話じゃないんでしょと高を括って観始めたのだが、映像、音楽の迫力が素晴らしかった。
話も、何が本当なのか、観るものに委ねられ、楽しめた。時代性、土地感も曖昧な雰囲気…
リドリースコットが最後の決闘裁判でオマージュした羅生門がずっと気になってた。
羅生門なのにストーリーは藪の中なのはどうして?
京マチ子が美しかった。。
決闘シーンはびっくりするくらい滑稽で、人…
このレビューはネタバレを含みます
初黒澤明
あの「羅生門」かと思ったら内容全然違くて、「藪の中」の内容、
盗賊と襲われて死んだ侍の亡霊、侍の妻、通行人の其々の1人称が描かれて、それぞれに食い違いがある。
盗賊:縄を開放して最後は…
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