このレビューはネタバレを含みます
芥川龍之介が原作の藪の中と羅生門を黒澤明が監督し撮った作品。
羅生門で雨宿りをする坊さんと木こりと村人。
坊さんと木こりは怯えた表情をしている。村人は雨宿りがてら2人の怯えている原因の話を聞く。…
冒頭の羅生門のセットでとんでもないものが始まったと思わせてくれる。
三船敏郎が最初は血気盛んで人ひとり簡単に殺めてしまいそうな印象なのが、次第にとても臆病な男に見えてくる様がすごい。
この手の映画…
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1人の男の殺害事件を、それにかかわる人物の語り口で、まったく別の筋の話が展開される。特に女視点での場面でのボレロの音楽を使った演出が印象的だった。また、盗人が旦那を追い詰めるときの、地面と平行に低く…
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人間の醜悪な部分を詰めた映画である。
この映画は同じ事件を4人が矛盾した形で語って話が進んでいく物語であるのだが、
単なる矛盾や嘘つきは誰かと当てるような簡単な話ではない。
どの証言が真実かではなく…
タイトルは芥川龍之介の羅生門だけど、ストーリーの核は部分は芥川の短編、藪の中で、2つの小説がミックスされた内容。
真実は人の数だけ存在するとはこの事で、結局人間は自分に都合のいいように嘘をつくし、…
30過ぎたら黒澤明作品を解禁しようと思ってたので、1年遅れで羅生門から。
てかそもそも、羅生門というより藪の中なのね。
映像美は当然の如く凄まじいけど、藪の中に対する独自の展開に関しては一長一短か…
©KADOKAWA1950