このレビューはネタバレを含みます
人の自尊心がもたらす1人の死。これは戦争や飢餓よりも恐ろしい。なぜならこれには明確な殺意がないからだ。ただ他人よりも優れた人間でありたい。他人に見せたくない不都合には嘘をつく。そんな人間の性が女に狂…
>>続きを読む羅生門。結構記憶があやふやで、こんな話だっけってなったけど脚本されてるんだよね。
最後の終わりとても良かった。
昔の感覚と違うから、恐ろしいさはわからないけど疑心暗鬼にはなる話だなー。
当時の価値観…
『藪の中』に『羅生門』を塗した、芥川龍之介よくばりセット。
同じ事実を複数の登場人物の視点から描くが、それぞれの主張や証言が矛盾してしまう。
後の『七人の侍』の菊千代にも通じる三船敏郎の野卑な演技が…
映像の技術や歴史的な価値が高いのは理解できるし、証言のシーンで人間は時に狡猾になり、時に善悪姿を変えるというメッセージは感じた。
ただ同じ事件を何度も証言によってループされたの単調に感じて、途中から…
75年前の作品ってだけで貴重なものを観れたよね
貴重なアートだわ
三船敏郎の芝居初めて観たけど時代劇映画だから舞台の芝居を観ているようだった
役柄も相まってたかな
昭和のスターって感じの濃い良…
このレビューはネタバレを含みます
地味に人生初の黒澤映画を鑑賞。山中という密室で起きた男女3人による真相不明の事件を追っていく展開には、事の顛末を知ってる身であるが故に目新しさは無かったが、それでもそれぞれの証言によって変わっていく…
>>続きを読む©KADOKAWA1950