まんが島の作品情報・感想・評価

まんが島2016年製作の映画)

上映日:2017年03月25日

製作国:

上映時間:107分

3.2

あらすじ

日本のどこか。太平洋の片隅に浮かぶ、携帯の電波なんか1回も届いたことのない絶海の孤島。家賃滞納、〆切り放棄、各々情けない事情で文明を追われた、5人の売れないマンガ家たち。待っていたのは、波音を聞きながら、大自然の中でマンガに打ち込む、極限のスローライフ。5人の何かに心奪われ、ハンバーガーを手土産に、海を渡ってやってくる、マンガ雑誌の編集者。日本の漫画・アニメ文化の礎を築いた伝説のアパート“トキワ…

日本のどこか。太平洋の片隅に浮かぶ、携帯の電波なんか1回も届いたことのない絶海の孤島。家賃滞納、〆切り放棄、各々情けない事情で文明を追われた、5人の売れないマンガ家たち。待っていたのは、波音を聞きながら、大自然の中でマンガに打ち込む、極限のスローライフ。5人の何かに心奪われ、ハンバーガーを手土産に、海を渡ってやってくる、マンガ雑誌の編集者。日本の漫画・アニメ文化の礎を築いた伝説のアパート“トキワ荘”をも思わせる、終わりの見えない「青春」の日々。そんなある日、島と文明をつなぐ唯一の船・長平丸が来なくなる!紙が尽き、墨汁が尽き、それでもマンガを描こうとするおじさんたち!!やがて空腹に喘ぎ、パニックに陥った5人に残されたのは、マンガへの情熱と狂気だけ……!!!「世界の誰も知らないところで、世界の誰の役にも立たないこと、やってる……」まだ、誰も触れたことのない、でも、見ればきっと子供のころのワクワクが蘇る、ベレー帽を被ったおじさんたちが命がけで大騒ぎする、サバイバルアドベンチャー!

「まんが島」に投稿された感想・評価

玉露

玉露の感想・評価

2.8
熱量は、ある
geddy

geddyの感想・評価

3.5
めちゃくちゃ面白かった。
創作に取り憑かれた人間の狂気と合間に挟まれるサバイバル描写の混沌ぶり。
少し怖かったのが、島にいれば生き返れるのではなく、死ぬことが出来なくなっているのではと思ったところ。
ちし

ちしの感想・評価

4.0
たぶんあんま関係ないけど、私は大好きな作品の中に「原作を大胆に改変・脚色」した作品というのがけっこうな割合であって、その理由がちょっとわかった気がした。そういう作品を見たときの感動はたぶん、この映画の足跡と葉っぱのくだりを見た感動に近い。その人の全身、手持ち総動員って感じへの感動。原作を「自分を形づくった」くらいのものとして明かしつつ「これに対して自分はこう考えた」「これが自分の中でこう広がった」ってことをひたすら「これを映像化したかった」って熱源でもって記述した作品、その覚悟と純度、それって原作に対する最高の敬意表明ではないかと思って、たぶんそういうところが好きなんやろうとこの映画を見てなんとなく思った。それこそこの映画の音楽担当の人は自分のほっぺたとかまで楽器にしてて私は感動したし、さらにそれこそ『キツツキと雨』の小栗旬ってそういう人物じゃなかったか。もし「世界の誰も知らないところで、世界の誰の役にも立たない」としても、この人は同じように同じものを作ろうとするんじゃなかろうかとか思えてしまうような、そういう人のそういう姿って、なんかもうすばらしくたまらん。そういうのが見たい。
何だかよく分からないがとんでもないエネルギーが映像の中に充満し、脈打っていた気がする。劇中に幾度となく出てくる火山のように、この映画自体が活発な活火山もしくは一個の生命体で、ドクンドクンと心臓が動いている様を観ているようだった。

ストーリーはさっぱり分からない。というかちょっと寝た(なんか最近映画観てよく寝すぎな気がする…)。でも、オープニングの蛇踊り食いから役者たちのテンションの高さ、生命の根源の琴線的な部分にダイレクトで鳴らして来てるような音、もうなんかトチ狂ったとしか思えない編集と、とにかく異常なテンションで最後まで走りきった気がする。出演者たちも、インディペンデント系の邦画観てる人たちからするといわゆるバイプレイヤー勢揃いなんだけど、もう「名演技」とかじょないよね。みんな頭おかしい(笑)マンガ描くために島に監禁されておかしくなっちゃった人たちの話と言えばそうだとは思うんだけど、創造することそのものの狂気性というか、やっぱどこか頭おかしくないと創造なんて出来ないよなぁと。なんとなく、ホドロフスキー映画を思い出した(褒めすぎか)。エンドロールの昔の邦画みたいな感じも好き。短いし。


上映後に守屋監督からの簡単な挨拶、音楽を担当されたAkira-Sunriseさんによるミニライブなど充実した上映だった。やっぱ、生命の根源に直接問いかけるような音で、引き込まれた。

ここまでストーリーがないんだったら、もっと短くてもいいのかなとは思った。
なんか不思議な映画だったけど、好きな感じだな。
波の音とペンを走らす音が好きだった。
監督さんが来られてたのでサインもいただきましまた。
この映画を説明するのは難しくて観れる人は観てみたほうがいい。
mitumeme

mitumemeの感想・評価

4.0
マンガ的というフィクションより上の階層のなんでもありさ
汚いおじさんの画を延々と観るとは。好きだからいいんだけど。
唸り声の「アイデア出せ」は、響いた。
死ぬか生きるか描くかの3つしかない男たちから目がはなせなかったし、なぜかエロい女たちもよかった。
666

666の感想・評価

-
傑作。涙タラー

謎に超ハイテンションで一生懸命なおっさんたちの熱量と体力。それをとらえる、技術と呼んでいい誠実な撮影。

ヤモリ這う→葉っぱペタペタとか「バイクが描けない」とか、普通に泣いた。

ときどき秒でインサートされる水しぶきや蟻のショットもなぜか泣ける。
自然や動物がこんなに美しくかわいらしく奔放に撮られてるのみたことない。

表情を狙う決め打ちとヘンなショットのテンポにマジやられる。

上映後のトークで監督と出演者がウンコの話しかしなかった(しかも劇中に関係ない)のも最高だった。
丘

丘の感想・評価

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2017.5.15鑑賞。
誰にも感情移入できないパターンの映画(笑)
だのに俳優さん達のテンションの高さと言ったら!!(笑)(笑)(笑)
ひたすら叫ぶ、叫ぶ、叫ぶ。
けどその叫ぶ理由が全くわからん(^◇^;)
偉いわーー俳優さん達。

カメラのブレだけで島の激震を表現したり、低予算感、B級感満載。
ところどころ笑える。

“ マンガ家たちの追いつめられた狂気” みたいなのを期待してたんだけど、ちょいと違った。
けどきっと、文明に染まると突出したアイデア(ネタ)は生まれないから、ゆえの島国生活って設定だったんだろうな。(たぶん‥‥ ^^; )
とりあえず劇中で描かれてる『◯んこ船長』とか『とうもろこし人間』らのマンガは読んでみたくなったよ。(けどアンパンマンとか既に存在してるし、今思うとさして斬新なアイデアではないかも(苦笑))

あと、個人的にスチールパンはもっとこう、南国のおだやかな雰囲気の作品に使って欲しい楽器だな‥‥
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