三里塚 辺田部落に投稿された感想・評価 - 2ページ目

『三里塚 辺田部落』に投稿された感想・評価

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aの感想・評価

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どちゃくそすげー!三里塚に住みながら闘争を撮り続ける小川プロが辿り着いた臨界点の先で、熱狂的なまでに追い求めた村の時間。400フィートギリギリまで撮られた長回しで、沈黙も、淀みも、予想も予感も収めて…

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毱

毱の感想・評価

5.0
ゆれうごく部落。若者たちの揺れ。

語られる風俗、文化、歴史
の上にある現在。

そして未来を作るであろう若者たちの揺れ動き。
帰ってきた若者から推察する未来。
辺田部落の人々への監督の愛がひしひしと伝わってくる。
これを見て、この人々を“カゲキハ”と分類することができるだろうか?
三里塚闘争に関心がない人にも是非鑑賞してほしい作品!
一

一の感想・評価

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これまで観てきた『三里塚の夏』『第二砦の人々』『岩山に鉄塔が出来た』は、大きな運動の現在を伝えるジャーナリスティックな映画として充分すぎる見応えがあったが、この『辺田部落』はそれらとは明らかに一線を…

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部落青年連行シーンの家族感

監督自身のアドリブ的なナレーション

三里塚シリーズ第6作。小川プロ映画の臨界点。闘争から日常へ、敗走から土地の記憶の古層へ。

前作『三里塚 岩山に鉄塔ができた』の冒頭で描かれた、1971年9月16日、第二次強制代執行拒否の戦い。そ…

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小川紳助にしても土本典昭にしても、ナレーションの語りが独特で、全く「客観的」な感じがしない。
監督自身が撮影時に感じたこと、語りながら気付いたことなどを、ときに言葉に詰まったりしながらコメントしてい…

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三里塚シリーズ・6

行政代執行以降、公団は部落という共同体を崩しにやってきた……。そこで現れる「日本的共同体」のあり方。失われた日本を体感できる。小川監督のナレーション入り。
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