静謐な圧迫感とでも言えばいいんだろうか。
生きていかれないというほど強い絶望ではないものの、何かが垂れ込めていてやりきれなくなる重さ。
いっそのこといま目の前のすべてを投げ捨てて、ここではないどこか…
瀬々敬久
『明日の食卓』と似た3つの物語
父の看病と仕事一途な夫との暮らしに行き詰まり、AV出演を決意。
姉からは優等生扱いされるが、いつも周りから期待され、それに応えようとしてきた過去がある。
…
瀬々敬久監督『最低。』(2017)
商品の肉体として消費されていく私たちの感情の奪還ー最も低いところをからだが流れたから、もともと高いところにあったこころたちは彷徨っていて、だからこそ繋ぎ止めるべ…
【人間ってナニ?】
瀬々敬久らしい哲学的なアート映画。決してAV業界内幕ものというカテゴリーには収まりきらないある種のイビツさが漂う。
生身の女優が体当たりでSEXに挑んでいる辺りは流石にピンク…
© 2017KADOKAWA