売春防止法施行直前の吉原は「夢の宿」の物語 溝口って雨月物語しか見たことなかったけどこんなにしっかり「女たち」を撮るんだ…しかも遺作なんだ…ていう衝撃 明日カノじゃんって100回思ったし、明日カノで…
>>続きを読む恥ずかしながら「赤線」という語の意味を知らなかった。そしてとても良い映画だった。国家による風紀への介入というマクロな視点が、社会の隅っこでなんとか生きなければならない女性のミクロな個々の視点と結びつ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
溝口健二の描く世界っていつも胸を抉られるような哀しみ。
好きなんだけど、本当に悲しくなるし、やるせなくなる。
しかも溝口健二はいつも、悲劇をとっても美しく撮るから余計に悲しみが辛くなってくる。
…
売春防止法。吉原の「夢の里」を舞台にした群像劇。悲喜交交。怪談のような音楽。「八頭身や」。「自分のものを自分で売るのがどうしていけないんだろう」。「あんまりサービスしたらあかんで、お里がばれる」。ミ…
>>続きを読む1956年作品。赤線で春を売る女たちの物語。
失礼なことを書きます🙇♀️
当時ってこんなんで売春婦になれるの?と呆然。パンチパーマで銀歯の人(40代?)とか日本髪のカツラを被った太めのおばさん…
おんなたちのせいかつがひとりひとり、しっかりそれぞれが描かれているのがとっても親切でよかった
京マチ子さまが「うち、ヴィナスや!」と高らかにはしゃぐようす、なんたっていい その通りでした
子どもに、…
©KADOKAWA1956