少し時代は違うが、小津安二郎監督の「東京の女」でも描かれたテーマと類似する部分があった。
何とか生計を立てるために水商売をする女性と、その女性に援助を受けながら水商売に否定的な男性。現実と向き合うた…
物凄く力のある映画
悲壮感がなく生の輝きすら感じる
貪欲、そう貪欲に生きているからだ
身体を売る
分かったような事は言えないけれど
望んで売る人なんて一人もいないよね
「汚い」と息子に罵られた…
はじまりは昼間の浅草の街の遠景がクレジットタイトルで写って、右側にパンしていく。画面で吉原の場所を案内していて、たぶん方向も合ってる。音楽が当時の電子音楽みたいな音楽。画面で写っているものと音楽がち…
>>続きを読む悲惨だけどどの映画よりも他人の人生を見たような感じがした。売春辞めたいのにお金がないからどうにも辞められない女性5人の話。作中ハナエの夫はより江に「もう売春するなよ!」みたいな事言うけど実際お前は売…
>>続きを読むこういうノスタルジックな映画好き
ご都合主義な救いとか全然なくて、どんな場所でも容量よく生きていける人間とそうじゃない人間と…
リアリティある、人間ドラマ溢れる映画だった
終わり方も哀愁あって印象的…
久しぶりに見返した。
こんなにテンポよくて面白かったんだ!と率直に思いました。道路がガタガタなのも、一歩繁華街から出たらド田舎なのもドキドキして見ていて楽しかった。
みんな結構どさくさに紛れてなぁな…
当時、女性の働く姿に焦点を当ててくれる人ってどのくらいいたのだろうか。特に吉原で働く人は、見てみぬふりをされ続けていたのじゃないかと思う。そんな女性たちの強かな姿を映画に納める。それだけでも歴史的価…
>>続きを読む©KADOKAWA1956