売春の是非を問う作品
「こんなところで働くやつは人間のクズだ」なんて、売春で家系支えてる妻の前で言うかね…。子どものために働いてたとしても汚いと言われ絶縁されるなんてなあ。
確かにいろいろと危険…
売春宿で働く女性達の悲喜交々。皆それぞれにバックストーリーがあり、そこが交わることはほとんどないけども、個性の違いや人間関係などバラエティ豊か。
昭和の頂き女子やすみ(若尾文子)や神戸のヤンキーミッ…
アノーラの6割くらいの長さで、セックスワーカーの人生を5つ(+1つ)、色濃く描き切っている ひとりひとりに忘れられない見せ場があった
「八頭身や」の一言で、(『羅生門』では分かれなかった)京マチ子…
セット、カメラワーク、照明などが冴え渡っている。
この短さの中でそれぞれの人間の人生が詰まっている。この商売を選んだ理由が、この時点でもやはり地続きで、戦後の混乱の中を、この商売を選ぶことでし…
溝口健二の遺作。戦後の溝口はまず政治的色彩のある現代ものを撮り始めたがあまり上手くいかず、時代を中世に移したコスチュームプレイでヨーロッパ人に大ウケし、ヴェネツィア国際映画祭で3年連続受賞。しかし…
>>続きを読む政府はいつも国民を置き去りにする。
溝口健二監督の遺作である本作は、当時売春が公認されていたエリアを、警察が地図上に"赤線"で引いたことに由来し、作中でも売春禁止法案が国会で審議される様子がラジオ…
三益愛子が傷心して満州娘を歌い出すシーンは悍ましいほどに、売春という構造の狂気を表象していた。ディエジェーズにおいても、現実においても各人の都合によって隠蔽されているものが全て一度に押し寄せるかのよ…
>>続きを読む売春防止法施行前の吉原で働く女性たちの葛藤を描く。舞台となる茶屋の美術など見どころ満載で、各人の心情は違えど、それぞれ分かる。この卓越した人物造形が群像劇として完成度を高めている。時勢は移り行くけど…
>>続きを読む勝手に評価項目↓
エンタメ 4.0
美術 4.3
脚本
・ストーリー 4.5
・キャラクター造形 4.9
音楽 4.0
構図 4.1
メッセージ 4.8
演技 4.7
こりゃ名作ですわ。
若…
©KADOKAWA1956