時代劇ではない溝口作品は初めてだが、割とカット切りが多く、映画として素直な作りだが、ショットの最大破壊力は少なめ。
社会的な関係性の中に封殺される、女の「どうしようもなさ」を描き続けてきた溝口にとっ…
若尾文子映画祭
初めてのミゾグチ
溝口の遺作となる本作
先ず、気になったのは 音楽
黛敏郎のアレンジは、おそらく意図的だろうが、映画の邪魔をしている。
演出は、破綻なく重厚で
江戸時代の花魁…
吉原で生きる女たちの群像劇
それぞれの事情があって体を売ってるが
一人ひとりがよく描かれていて魅力的
奥行きのある構図が多くあり、手前と奥で
別の動きが進行してるシーンによって
人が多く出入りす…
観やすい!引き込まれる。ただ、音楽が黛敏郎で、お化けが出てきそうな音が若干気持ち悪し。電子音楽ってこれか。
あとこれまでの映画に比べてカット割りが細かい?!?!
長回しが少ない上に場面もよく切り…
公開から2ヶ月後に公布された売春防止法を取り入れて、吉原で働く娼婦たちの姿を、時にしたたかに、強く描いた溝口の遺作。
黛敏郎の音楽も手伝って、ホラー映画のような雰囲気を漂わせている。
下働きの女中…
推しのミュージシャンの方が好きな映画にあげていて、ようやく鑑賞
どこが好きなんだろう?と考えた
(多分それがないと観ることはなかった映画だったかもと思うので、自分にとっての推しの影響力すごい)
現実…
圧倒的。
フィルムワークスをやった事がなかったので、始めようと思いました。
まず溝口健二が観たいなと思い、赤線地帯がU-NEXTで観れたので視聴。
圧倒的群像劇。映画が終盤に向かうにつれどんどんと面…
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