【祝!若尾文子映画祭】再レビュー
トークショーにて若尾文子曰く、「お前のその鼻がいけない。素直すぎる」と、数日越しのダメだしの末の溝口健二弁。…いやこれ言われたら腹立つわな…。彼女の通った鼻筋を見て…
人物の配置、運動が巧みである視覚的な点、会話の面白さ、劇伴という聴覚的な点どちらも優れていてしみじみと面白さを味わい、惚れ惚れする。
生きていく上で仕事は必要であり、そこには当然人がいて関わりが生…
世界の溝口の遺作。どれぐらい世界かというと、影響を受けた明言する監督としてゴダール、アンゲロプロス、タルコフスキー、エリセ、ベルトルッチ、スコセッシにアリアスターとまあとてつもなくとんでもない名前が…
>>続きを読む《女》を撮ることに定評のある溝口健二。今までの作品よりも多くの女の生き様にフォーカスした本作は彼の遺作として相応しいものだと思った。普段の作品では長回しを多用するが、赤線地帯では動きのあるカメラワー…
>>続きを読む溝口健二監督の遺作。
売春防止法制定前夜の社会を映し出した作品。(公布されたのは1956年5月24日で、映画上映開始は同年3月18日)
戦後半ば公認で売春が行われていた”赤線地帯”が舞台。特殊飲…
最後が何を表しているのかあんまりわからなかった、、、
売春とかの話なのにエロシーンが全くなかった!
今回服は全然可愛くなかったけど、街並みがすごい良かった。
売春婦の人たちがみんな結構化け物じみた感…
このレビューはネタバレを含みます
良い映画を観た
少し昔の映画って、昔の人の立ち振る舞いとか喋り方とか価値観とか見れる気がして面白い
ぐっとくるセリフが、いくつかあった
「古い魚と新しい魚があれば、新しい方を買いたくなる」とか
…
溝口健二の遺作。
狡猾なやすみ(若尾文子)、自由奔放なミッキー(京マチ子)、家庭的なハナエ(木暮実千代)ら大女優たちが演じる娼婦たちのキャラクターが富んでいておもしろいが、幸せとは縁遠いそれぞれの事…
©KADOKAWA1956