20210826-266
1947年頃、下関
下関→岩国→広島→四国→神戸「みかへりの塔」
冒頭「この子たちにお心当たりはありませんか」
戦災孤児と復員兵
引き揚げ臨時電車
1900年・感化院…
物語展開と音楽使いにお涙頂戴が強くてちょっと引いて観ていたけれど、実際の戦争孤児と関わる制作体制を換算すると致し方ない部分もあるのだろか。まぁこうしたぼんやりした違和感は次観たときに全く印象変わった…
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おらひとりならどこへだって行ける
って繰り返されることばにこちらの力も入る、噛み締める
働きゃイモがうめぇ、って単純なことを忘れたくはない
こんな暮らしがあって、こんな力強い生命があって、それが続い…
その小ささを際立たせながら、子供たちが外景の中を転々としていく。アーチ型の橋や踏切を活かした別離など、やや乾いたタッチが魅力的。
ひとりを負ぶって山を這い登る子を取り囲む、谷間の黒々としたさまが素晴…
美しいショット、瑞々しい子供たち、最悪の社会…本物の浮浪児が出ているという謳い文句がすごい。監督が拾ってきて育てた浮浪孤児たちというのもすごい。オールロケ撮影。そもそも3dのものを撮ってるのはどんな…
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