このレビューはネタバレを含みます
アルモドバルの「私が、生きる肌」にも引用されていたカルト映画をようやく見ることができた。なかなかの狂いっぷりだった。ドイツ表現主義的な陰影を際立たせた郊外の病院は感じは出ていたが怖さまでには至らず。…
>>続きを読む22.09.17 K's シネマ(新宿)
(日記から)
K'sシネマの奇想天外映画特集。1本目は昨年も観ているフランジュの「顔のない眼」。すでに知る人ぞ知るカルト洋画の定番として名高い。
どうして…
新しい顔。
娘の顔面を失った教授はある女性を誘拐し、皮膚を移植しようとする。
とても恐ろしい映画。
ホラーというより人間ドラマだった。顔面を変えることで新しい自分に生まれ変わる苦悩が描かれてい…
顔面移植によって両親が娘を生き長らえさせようとする物語は、寓話のようで面白い。そのユニークさには引き込まれるものの、時間経過とともに納得できなさも募っていく。
首にナイフが刺さっていてもなお喋って…
観客自身が物語の詳細に少しずつ気付くと言う形で、シナリオと演出による情報開示の仕方が素晴らしく、恐怖とサスペンスが常に維持される。
クリスチアヌは顔がないため顔による感情表現はできない。が、ラストな…
ホラーというより悲しい人間ドラマだった。「私が生きる肌」の元ネタにみえる。事故で顔を損傷した娘は外科医の父の手術で顔を蘇らされるが…
昼間のシーンもモノクロだからか、ずっと薄暗い印象。
地下室に…
ギレルモデルトロやペドロアルモドバルなどに影響を与えたフランスのホラー映画。事故に遭った娘のために新たな顔を作ろうとする話。
傷を負って囚われている長身でマスク姿の美女という設定が際立ちまくってい…