顔面移植によって両親が娘を生き長らえさせようとする物語は、寓話のようで面白い。そのユニークさには引き込まれるものの、時間経過とともに納得できなさも募っていく。
首にナイフが刺さっていてもなお喋って…
観客自身が物語の詳細に少しずつ気付くと言う形で、シナリオと演出による情報開示の仕方が素晴らしく、恐怖とサスペンスが常に維持される。
クリスチアヌは顔がないため顔による感情表現はできない。が、ラストな…
ホラーというより悲しい人間ドラマだった。「私が生きる肌」の元ネタにみえる。事故で顔を損傷した娘は外科医の父の手術で顔を蘇らされるが…
昼間のシーンもモノクロだからか、ずっと薄暗い印象。
地下室に…
ギレルモデルトロやペドロアルモドバルなどに影響を与えたフランスのホラー映画。事故に遭った娘のために新たな顔を作ろうとする話。
傷を負って囚われている長身でマスク姿の美女という設定が際立ちまくってい…
なぜか記憶に残るのは、踏切を画面いっぱいに横切る列車、出発する時には降ってなかったのにいつの間にか濡れてる路面、遺体確認終わって外出たら暗くなってるとか、墓場に死体遺棄する夜に空を見上げると飛行機と…
>>続きを読むアメリカン・スプラッター以前のフレンチ・グラン・ギニョルのおどろおどろしく気高い残酷美。クライマックスでの唐突な刺殺はその真骨頂。ほとんどのショックシーンはしっかりカメラに見せている中、"顔のない眼…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
クリスチアヌという女性は交通事故(父親による)によって、顔がひどい状態になり、仮面を付ける生活をおくる。そんな彼女のために顔を元通りにする手術を父親が行う。
ただその手術は「誘拐した女性の顔を切り取…