シュガー & スパイスの作品情報・感想・評価

シュガー & スパイス2016年製作の映画)

Sugar & Spice

製作国:

上映時間:16分

3.0

あらすじ

「シュガー & スパイス」に投稿された感想・評価

chaooon

chaooonの感想・評価

3.3
ミャンマーの乾燥地帯でヤシ農園を営む夫婦の生活を切り取った短編ドキュメンタリー。

物語とかオチとかは特になく、淡々と映し出しているのだけど、映像から温かみの伝わる作品。

身長の何倍もの高さがあるヤシに登る夫。
落下し怪我や亡くなる人は後を絶たない危険な仕事。登る前に手を合わせる姿が印象的。

ヤシから取れたパームシュガーで妻はお菓子を作り生計を立てるが、十分ではなく生活費のために借金も。

風通しの良い質素な家には、電化製品はもちろんのこと、家具や娯楽になるような物も一切ない。

新聞を読むのが趣味という夫に、「それが何になるんだ、働く方がずっといい」と言い放つ妻。

世界の情勢よりも、日々を生き抜く事のほうが重大で、関心もエネルギーも全てをそれに費やす。情報や娯楽に溢れた現代社会でも、そういう生活を送っている人々は、きっと多いのだと思えた。

今年はマンゴーが3つ成ったと、満面の笑みを浮かべる妻の顔は、とても穏やかで心の豊かさを感じるものでした。

監督はこの夫婦の娘で、自分の生まれ育った環境を映画という形で、世界に伝える。お父さんの"知る"ことが実を結んだ気がして、なんだか素敵だなと思った。
知か益かのはなし。

知ろうとしない人、それはおそらく永遠に幸せな人。
でもその人に魅力を感じることができなかった。
観ていて思ったのは、ある日突然あの国で暮らすことになったら、僕には、どういう仕事があるんだろうか...少なくとも、あんな高い木...登れる気がしない...。適応能力に身を任すしかない...⁉
sonozy

sonozyの感想・評価

3.9
ミャンマー中部の乾燥地帯。
若い女性監督が(映画学校の卒業制作で?)自ら両親の生活風景を記録したという約15分の短編ドキュメンタリー。

父はヤシの木に登りヤシを取り(実は危険な仕事)、母はそれを煮詰めたパームシュガーでお菓子やスパイスを作り仲買人に売って夫婦は生計を立てている。

文字も読めない母に、ラジオや新聞を読むのが唯一の趣味という父は、社会に関心を持つべきと諭す。
そんな暇があったら働いてお金を稼ぐべき。ラジオなんか聞いたって悪いニュースばかりで気がめいると返す母。

植えたマンゴーがなっているのを見て「今年は3つなったけど、1つは誰かに盗まれたようね。」「盗まれる前に収穫しよう」とまだ青いマンゴーを笑顔で収穫したり、ほぼ飯&汁だけの質素な食事を互いに分け合う優しい二人が微笑ましい。

映画もテレビもネットもない、ただその日を生きるための日々を繰り返すご夫婦。
娘さんを映画学校に行かせて、この作品が世に出て良かった。

https://sst-online.jp/theater/4303/
ミャンマーでヤシ農園を営む老夫婦のドキュメント。樹液から作るパームシュガーなる砂糖菓子。すべて手作業。借金をヤシの木で返済。将来への不安。農作物の盗難。夫婦で異なる教育観。短編だがもっと見たい。
(沢尻エリカ×柳楽優弥じゃないほう)

ヤシの実で生計を立てるミャンマーの夫婦のドキュメンタリー

遠くて近い世界

ここにも温暖化の波は押し寄せているのかと心配に
sunflower

sunflowerの感想・評価

4.4
これは凄いですね。

16分という短い時間の中で、
生きるとは、幸せとは、
といったことを、強く考えさせられた。

彼らのこのような日々の繰り返しの中に、果たして楽しみなんていうものはあるんだろうか?
そんなことを一瞬でも考えてしまった自分を恥じた。

人それぞれの生き方があるし、人それぞれの幸せがある。

去年は実を付けたマンゴーが2つだったけれど、今年は3つだった!(しかもその内の1つは盗まれちゃったけどね!)

それをあんなにも嬉しそうに、満面の笑みで報告されたら、、。

あの笑顔に、ガツンと、幸せを見た。

人の幸せは、他者には測れない。
Sakura

Sakuraの感想・評価

3.0
ミャンマーでヤシ農園を営む、監督の実の家族の生活を撮った作品。
「学知」と「仕事」、そして「お金」
同じ家族の中でも大切に思うものはそれぞれ異なる。
数年後、数十年後、この家族を待ち受ける未来がただただ心配で、考えるのが怖くなってしまった。
先週ベトナムで買ったココナッツオイルのボトルを手に取るたび、思い出してしまいそうだ。あと、大好物のマンゴーも。
kohey

koheyの感想・評価

1.0
ミャンマー中部の乾燥地帯に住む夫婦のスローライフを淡々を見る。だけ(16min)
>|