現代における作品の印象とは違って、
欲望に忠実で優しさも厳しさも持った、とても人間らしい激しい人だったのだなぁと、まるで本人そのもののように観ることが出来た。
彩度を抑えた映像で当時の雰囲気が美…
ランドンがロダンを演じる。畸型にも見えるバルザック像。カミーユとローズとの関係が酷い。ローズの息子は認知してない。カミーユはロダンが恐れるほどの才能を持っているが、決してロダンの弟子・愛人である事か…
>>続きを読むロダンが理論的に革新を起こす常識的な人物として描かれているだけに、私生活のだらしなさに共感し難かった。芸術家と好色は結び付けられがちだ。色事が創作への情熱や創作の質を高める面もあるかもしれない。しか…
>>続きを読む【第70回カンヌ映画祭 コンペティション部門出品】
『ポネット』ジャック・ドワイヨン監督作品。ロダンの没後100周年を記念し、ロダン美術館全面協力の下撮られた。カンヌ映画祭コンペに出品された。
な…
ブリブリに活躍するロダンが、カミーユを弟子にとってからのプレイボーイっぷりと彫刻家っぷりをぶん回すロマンス。彼の元で腕を磨いても“ロダンの弟子”として見てもらうどころか、女流作家は黙殺されるというと…
>>続きを読む© Les Films du Lendemain / Shanna Besson