スイスの重度コミュ障探偵アロイス・アドーンはある出来事をきっかけに日本人精神科医が考案したという「電話放浪」をする事になる。初めは知らなかった相手の女性の容姿を、彼女の自殺企画をきっかけに認識しそれ…
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映像:8音響:9物語:6演出:8オチ:6合計:37
偏屈な男女のラブストーリー(?)って感じ
妄想と現実を行き来しつつ、2人の気持ちが変化していく
映像は色づかいがカッコ良い
音響も電話している世…
霧の中の鬱が永遠に続く様な陰鬱なストーリーは、やがて過去と死者が織りなす悲劇に変わる。電話の向こう側にある死者の世界と現実を受け入れられないアロイスは、あの世とこの世を彷徨う。
セラヴィ、アロイス、…
暗い!顔色がまだいい方のロイ・アンダーソンみたいな感じ。人が少なく広々として鬱屈した世界は淋しいけど美しい。探偵として、現実に存在するものを視ることに執着してた主人公が聴覚だけで想像を膨らませる。
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父親と私立探偵を営むアロイス。しかし父は他界し、撮影した葬儀や顧客のフィルムを繰り返し見ては誰とも関わらない生活を送っていた。ある日バスで居眠りをしたアロイスは大事なフィルムが盗まれた事に気付く。
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話の半ばくらいから現実と妄想が入り乱れてくる。
一瞬不条理系かと思ったら妄想込みのラブストーリーだった。
アロイスの妄想にかなり振り回されるけど、最後はこの手の映画にしては珍しくハッピーエンドで終わ…
✓妄想の限界を知ったコミュ障の第一歩
人嫌いな探偵を試すように電話放浪を持ちかけた謎の女性。魅力的な映像と音で独特の世界観を持つ。現実と妄想を行き来する探偵の美化された世界と虚無で堕落した現実との…
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想像妄想想像ミックス、研ぎ澄まされてました
今まで出会ってきた人たちがみんな集合するあたりが脳内再生率上がってる、その赤いジャケットなんて、アイロスが現実に落とし込めない色味
気分で服装変わるとはこ…