ビリー・ワイルダー監督のハリウッド・デビュー間もない作品で、第二次大戦下のアフリカ戦線でドイツ軍に一人紛れ込んだイギリス兵の起死回生の活躍がスリリング。映画公開の1942年当時の戦況を描いてて、この…
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命かながら生き延びた英国兵士が砂漠にあるホテルにようやく辿り着く。しかしそこに進軍してきたドイツ軍が!
万事休す!のところで、空襲で死んだ給仕になりすましやり過ごそうとするが、実は、その給仕はドイツ…
シリアスとユーモアの狭間な感じでバランスよくできてると思う。最後まで何かある、と引き込む構成はさすがだなぁ。
イタリア人将校が一番面白い。ちゃんと味のある脇役を上手く入れるのいかにもワイルダー。
ワ…
1942年、英軍ブランブル伍長(フランチョット・トーン)は北アフリカで単身で敗走しホテルに逃げ込むが、そこにロンメル将軍(エリッヒ・フォン・シュトロハイム)一行がやってくる。ブランブルは給仕に成りす…
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ドイツ人将校役のシュトロハイム監督、いるだけで気味悪くて良い。ビリーワイルダーは第十七捕虜収容所のときも、オットープレミンジャー監督をドイツ人収容所所長役にしてたし、場を掌握してる悪役に監督を配置し…
>>続きを読む主役のフランチョット・トーン目的で観てみましたが、不満はあるもののなんやかんやで見入ってしまった
細かいことを言えば、いやいや、そりゃないだろう!的なことはたくさんあるけれど、そこはさすがのワイル…