堀禎一の遺作である。という紹介のされ方が全く不釣り合いな、遺作にしてはあまりにも短すぎる、あまりにも若すぎる、あまりにも生命感に満ちた映画が、不可逆的に"遺作"になってしまったこと。その事象自体が、…
>>続きを読む主人公が義弟と性行為に及んだ後、家のシーンになり、養母との会話で、義弟からのプロポーズを断ったという話をして、養母が主人公の衣服の汚れを払うのが印象的で、母は2人が既に肉体的な関係があることを知って…
>>続きを読む頭がぼーっとしてなんかよくわからないが、他の人が書いていたけれど、夏の夜に電灯にぶわーってうじゃうじゃ集まってくる色んな虫たちがあっちゃらこっちゃらと色んな光のもとに集まって離れてわちゃわちゃ戯れる…
>>続きを読む秘め事であるはずの性行為やら、近親相姦やらが、一切秘め事ではなくなってしまう片田舎で、感情だけは常に秘め事として存在する。
「何で首吊っちゃったの?」「さあ、お姉ちゃんに聞いてください」
明け透けに…
堀禎一特集(3回目観賞)
天竜区の後だとまた違う印象。不思議な人達や理解できていないシーンもまだ沢山あるけれど、それがかえって現実的に思える。またいつか。
9:30のヴェーラの踊り場からの夏の終わ…
2021年4月11日 @ポレポレ東中野
ポレポレ東中野のレイトショー再開企画〈傑作の夜〉にて上映。
作中最も重要な出来事を省略によってサスペンスを回避し、徹底したメロドラマとして見せる。そのよう…