濱口竜介の本で紹介されていたので観た。
その本の中にあった編集点の部分についても興味深いけど、それより僕は、あのぎこちないズームアップに驚愕した。一般人のホームビデオでしか見ないような、ヌルッ、ヌ…
惜しくも47歳という若さでこの世を去った堀禎一だが、本作を見れば見るほど、彼の恐るべき才能に驚かされる。山間の小さな町に生きる人びとの、あまりに小さな性と愛の物語と内容を要約したところで、彼の異常性…
>>続きを読む登場人物それぞれのキャラやその関係、物語の設定、編集の仕方などにヘンな癖があって良いが、すごく面白いとまではいかなかった。
セリフが聴こえにくくてよくわからないところがある。
他の作品も観てみたいと…
そんな、出し抜けに、と思わされるカットの繋ぎやセリフ。その最たるシーンである序盤の『春雨』のくだりに、何かやたらエロスを感じるぞ、となったのでその後の数々のセックスシーンも、むべなるかな、というか。…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
画面が濁るくらいの大雨の中を屋根を求めて走る松浦祐也と鎌田英幸の妙な子どもっぽさ。漫画やラノベ原作映画に出演する十代の役者の演じきれなさ=身体ののめり出しが現れているのは逃げ出さざるをえない自然現象…
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