僕が小さい頃からよく「捕鯨問題」についてはニュースとかで聞いていました。社会の授業とかでもやったのかな。
でも、小学校の給食でたまに「鯨の唐揚げ」みたいなのが出てたし、クジラって食べてええの?って思…
*正義の多様性の複雑性を描く良質なケーススタディ
決して簡単ではない問題を見渡す重要なドキュメンタリー映画。人文学、特に人類学や美術史(脱植民地議論で)なんかを学ぶ人は、この映画で提供される視点の…
このレビューはネタバレを含みます
「ザ・コーヴ」を観た後に、「おクジラさま ふたつの正義の物語」を観ました。一番引っ掛かったことは、非対称性です。そこに生活基盤のある太地町の人々に対して、生活基盤の無いよそ者が押しかけて自分達の主張…
>>続きを読むこれまで様々な場面で西洋とは何か違うと感じていたことが少し分かった。
例えばデモとか、動物愛護とか、環境保護とか、ヴィーガン、ベジタリアンとか、ヨーロッパでは大規模で大勢の人が取り組んでいることが、…
2017年12月13日
映画「ザ・コーブ」を日本側から検証する意味も持つ一作。海外からの価値観の押し付けは勘弁してほしいが、日本としても文化伝統を世界に正しく認識してもらうために、適切な情報発信が…
様々なことを考えさせられる、
けれど、決して思想の押し付けだけではない、
社会の事象と自分自身の思考や
情動との対話みたいな感覚に陥る、映画でした。
監督はハーブ&ドロシーの佐々木芽生監督…
和歌山県太地町の捕鯨を扱ったドキュメンタリー。
デリケートな題材ですが捕鯨の善悪を問うのではなく、異なる立場の意見を収集。その先に見えてくるのは太地町で暮らす人たちのゆるやかな暮らし。
鑑賞後に佐々…
日本人にとって耳の痛い話も、海外の主張も、日本の文化も、分け隔てなく紹介していた。
映画で結論は出していないのも、好印象。
これを見て、関係者も、私らクジラを食べる日本の消費者も、今後どう生きて…
© 「おクジラさま」プロジェクトチーム