都市を耕す エディブル・シティの作品情報・感想・評価

都市を耕す エディブル・シティ2014年製作の映画)

Edible City: Grow the Revolution

製作国:

上映時間:55分

3.9

「都市を耕す エディブル・シティ」に投稿された感想・評価

YOUME

YOUMEの感想・評価

3.9
「われわれが生きていくのに必要なのは、お金だろうか。それとも水と食料と燃料だろうか」というのはこの映画とは全く関係のない藻谷浩介さんの言葉だが、これほどパワフルな問いはなかなかないと思う。

いくらお金があっても、例えば災害時のようにそれが回らなくなってしまえば無意味なのであって、そのとき都会の人々は一体どうするだろう。(もちろん私もその一人なんだけど)
こんなにも農地や資源に乏しい東京というエリアにこんなにも人が密集していることの怖さ、そしてその殆どの人が自分自身の手では自分の生活に必要なモノやコトを生み出せないという恐ろしさ。お金があればなんでもできる、と言う人たちほど、自分がお金がないとなにもできないことに気づいていない。

アメリカのど真ん中でこんなことに取り組んでいる人たちがいるのは、とっても勇気になるなー!自分の生活を取り戻していきたい!
Lisa

Lisaの感想・評価

5.0
The more you get connected to food, the more you get connected to earth and the people next to you
これは利益追求しかしないBIG corps に立ち向かうlocal based business の闘いなのだなって。
都市を耕す、まさにこれからの時代に必要な考え方。日本もこれから空き地が増えるから、どんどん畑にしたらいいとおもう。オンライン化で無くなった通勤時間を使って朝に畑仕事をする。とても健康的でよい。
昨年観た『Tomorrow〜パーマネントライフを探して 』でも描かれていた、「都市の中にいながらにして耕作しよう」という米国内の動きを追った作品。
6/21までYouTube 無料配信。

注目すべきは制作年。なんと2013年、7年前だ。『Tomorrow 』は2015年の作品で、この中でデトロイトで市民が、閉鎖になった工場の空き地を耕作していることに驚いた。
それはあそこだけの突然変異ではなく、全米の多くの都市で休眠地が耕され出している、ということなのか!
で、2020年の今はどんな感じなの?気になる〜

さて。これまでのエコロジーや農村回帰との違いは、あくまで都市で、という所。
参加する人々も、意識高い系ホワイトカラーではなく、底辺に近い人々だ。
車も持てず、地方に親の世代の土地や親類がいるわけでもない。大都市のベッドタウンに住み、不況の煽りで失業、地域社会の崩壊、生鮮食料品のあるスーパーも車なしでは遠く、近所の店には毒々しい加工品しかない。
心身ともに不調に陥る人が増えていく中、「それならここで新鮮な食べ物を作ろう!」なんて画期的な発想のムーブメントが起きた、と。

空き地になっている土地を市民らが農業のために借りられる法整備など、行政の支援がいいよね。ここが日本では難しいと思うのだけど、年代的にはオバマ政権の時かな?

しかし「空いてるから耕してもいいよ」って言うくらい、「不良債権化してた」って事だよねぇ。長期間放置され、今後も企業進出や投資の入る見込みは絶対にない!という判断。すげー。
不景気というより、米国の産業が完全に移行し終わっちゃって、もう絶対製造業や大型ショッピングモールが再び栄えることはネバーネバーナッシングぅってことなんだ。
そんなもん、そりゃそうじゃん、って、あーた。日本はまだ諦め切れてないからねぇ。もう変わったんだって!過去の栄光はないんだって!って、認めたがらない人々のせいで、新たなフェーズに移行し切れないのでは…

が、ここに来て。コロナでだいぶ人々の気持ちも変わったはず。
行政はそこの空気をちゃんと読んで正しく税金や土地などの公共材を使って欲しい。
長いこと高い税金払ってきましたから。一部の会社の利権や投資家だけでなく持続可能な取り組みへの投入、お願いしますよ!

それにしても、やっぱ新鮮な野菜果物、骨から取ったスープ…そんな基本の食品はちゃんとルートの分かる形で入手できて、安心して食べたいし、たっぷり食べられる価格であるべきだ。
日本の野菜果物が高いのはなんでだろう…。
日本の農家の生産性を持ってすれば、輸入に頼らなくても充分自給できるのでは?
今度はこの件で「専門家会議」開いて政府に提言してもらいたいな。
ぽ

ぽの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

課題で見ました 以下レポート用メモ

***

街中で畑を作る
食を求める運動、今のままではダメ
→多くの代替案
現状を見る必要がある 望む未来にたどり着くために
新組織が求められている

農業の工業化:化石燃料・化学肥料・農薬・単一栽培→害虫に弱い→農薬が必要
農場の多様化は禁じられた

食べるの中心は家庭であるべき
食のシステムが我々を汚染
食の質は危機的状況
マッドマックスの世界は有り得る

メキシコ人有機栽培を好む
アメリカでは有機栽培は認証に金かかる

ちゃんとした食べ物と綺麗な水は皆に必要
食は全てを繋げる唯一のシステム
食料生産は地球に大影響
今の農家は地球と敵対
今の社会は不況に耐えられない仕組み

食品表示を学ぶ
ちゃんと理解する
能力と知識があれば次の世代に受け継がれる
個人でやらず意見交換
個々のアイデアが法になる→社会変革システム

政治的意思が必要 民衆だけができること
単なる消費者でなく活動家として

格差・不平等の循環「同じことを繰り返すとそれが社会になる」
nekoz

nekozの感想・評価

3.4
今年に入って映画の存在を知り、気になっていたところYouTubeで6月21日まで限定公開とは!

私自身、消費財がらみの職業なので、
ある程度の余剰が娯楽となる状況は
続いて欲しいと思っているし、
自給自足したい気も現状はない(憧れは多少ある)。けれど、持続可能な社会に対する動きや、
コロナ以降の消費を考える時だと思っている。
なので、きっかけとして良いドキュメント。

畑でとれたての野菜って美味しい。
それを食べたい欲求がある人は観られる。

(ただ団体名とか詳しい説明がないので登場人物の背景がよく分からぬところ有り)
ali

aliの感想・評価

4.0
土地のある所に引っ越して自分で農業したいっていう気持ちをごりごりにかきたてる映画。「食べる」「暮らす」「生きる」とかを見なおしたい気持ち。

食糧危機解決するには畑を畑を耕せばいい

単一栽培で農薬と化学肥料を使い
農産物の価格を下げることに成功

我々は過去30、40年間石油を食べてきたのです 

食べ過ぎる人も大勢いる一方で
足りない人もいる

食品表示 
Sumi

Sumiの感想・評価

4.2
とてもよかった!
フレッシュな食を必要としてる人のために、地元の人を巻き込んで活動してて素晴らしい!なによりも楽しそうなのがよいな。
畑の世話をして、食のことを学んで、収穫して食べる、そういうことってめちゃめちゃ大切だけど、普段の生活だと全然できない。(ベランダ菜園をおとといから始めたけど、知識ゼロだから収穫できない気がする。でもちょっとずつ勉強する!)
こういうことがどんどん広がってほしい。イギリスでもけっこう前に脱石油のための活動が広がったトットネスという町があるけど、いろんな国や場所で自分たちのために畑をやれたらモノの移動も減ってCO2排出も減るし良い。フードマイレージというやつ。
都市は人口が密集してて色々と危ういなと思って田舎に引っ越したい欲が年々高まるけど、今はベランダ菜園して予習しよ
コロナ禍をうけて、YouTubeで無料公開されていたので鑑賞。

農業が社会の根幹であることは自明であって、そこからシステムを変えていかなければ、現代社会の病巣はなくならない。そう考えて抵抗を続けている人々の話。
今後の社会は、変わらなければならないけど、どのように変わっていくべきか。こうした人々の取り組みに学ぶべきところは多い。
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