出会いだったり、景色だったり、何気なく口にした果物が瑞々しくて美味しかったから。
そんな何気ない何かに救われる事がある。
映画との出会いも、時にそんな一つになりますね。
「どんな悩みにも解決法はある…
この監督(というよりイランの風景を覗く体験が)2作目。
圧巻の映像。
車の中の会話を車を走らせた壮大な景色に乗せて進めていくことが本当に上手だなと、2作ともそこに感動。
私の顔が映ってないわ!とか…
荒野、そこに保護色のような
ボディーカラーのレンジローバー
それだけで目の保養
メンヘラおじさん、
最後のドライブ
彼に何があったのかが
全く語られないところが特にいい。
若者は自分の置か…
老人の言葉に心動かされたというより、主人公は多弁でコミュニケーションを取るのも上手いけど、老人との会話は逆転して老人が多弁になる。自分に絶え間なく話しかけてくれて自分の方に向いてくれてる事に心動かさ…
>>続きを読むどちらも(自己と他人との別こそあれ)死を渇望して同じ場所を車で低徊するおじさんの話である「風が吹くまま」と本作とは二部作として考えるべきなんだろう
唐突な終わり方だったにも拘らず置いて行かれた感はな…
彼はあの場所に埋葬されたかったんだろうな
薬で寝ても死んでないのに埋められて苦しい思いはしたくないということか
3人の候補との会話がなずっと面白かった
最後あの老人は来たんだろうか
あるいは違う男性…
よい話なんだろうけど、お国柄か違和感が
イランの名匠アッバス・キアロスタミの作品で、自分は初めて見たが人間ドラマ、特に会話に強い印象を受けた。
主人公バディは人生に絶望し、事後の後始末をしてくれ…
やはりイラン映画なので宗教観がテーマに大きく関わってるのか、死にたいが自死を選べない。
シチュエーションは良いが少し感想に困ってしまった。
ただおじさんの説得は説教臭くなく自身の人生観を述べるだけで…
(C)1997 Abbas Kiarostami