西部劇の佳作。ニコラス・レイは小品ながら、人間の二面性を上手く捉えて味わい深い作品に。ジェームズ・キャグニーはこれが初見。なかなかの存在感で作品引っ張る。ヒロインが魅力薄なのは残念。アーネスト・ボー…
>>続きを読むいつもの彼らしく擬似父子の主題。
冒頭の、林の向こうに蒸気機関車の煙が立ち上り~からの、機関車出現シーンにはグッときた。
けど、前半はちと退屈。
ラストの3角同時射撃シーンはなにか神々しさがあった……
①赤狩りの影響下でニコラス・レイ監督が撮った『大砂塵』(54)の次の作品『追われる男』も赤狩りの影響を受けている。ジェームズ・キャグニーは無実の罪を着せられ牢獄に入っていた。さらに新天地を求めてやっ…
>>続きを読むニコラス・レイ監督、ジョン・デレク出演ということも手伝って同監督出演の『暗黒への転落』を思い出す。ボギーの代わりにキャグニーは判事の役割を果たすかのように拳銃をデレクに向けるが、それは犯罪者だった過…
>>続きを読む