ファーストカットの緊張感が最後まで持続しているのは驚異的。
これはもう二ノ宮隆太郎の歩き方がそうさせているのだろう。ペタペタと踵から着地した足の忙しなさ。
僕は早く歩く人が全く根拠のない理由ゆえに…
『枝葉のこと』鑑賞。死んだ眼で無口で歩き回る主人公に2時間釘付け。「自分より運の悪い奴を考えて安心する作戦」という優しさは他人を見下し合う共同体で生きる悲しさでも。不器用でクソだが増えていく衝突は彼…
>>続きを読む自分が他人を、どれだけ固定観念で捉えようとしているかに気付かされた。彼の仕草ひとつに人となりを見ようとすると、直後の行動や発言にあれまと裏切られる。支配人の「生っぽい」という感想にも頷けた。…
>>続きを読む主人公が二俣川という限られた世界、半径2kmにも及ばないであろう自分の世界をズンズン歩いていく背中が忘れられない。免許センターしか無いと思ってて申し訳ない。先輩と殴り合う一連の流れで、ここぞという時…
>>続きを読む昨年初夏の公開時に見逃し、ようやく鑑賞できました。
ありがとう、アップリンクの"見逃した映画特集"。
不器用で無口で、だからこそストレスがどんどん自分の中に蓄積されていく感じ、共感しかなかったです…
昨日(19.01.11)、新文芸坐のカサヴェテスと迷いつつ、アップリンク『枝葉のこと』都内最終上映へ。
監督本人が実体験を主演する方法はこの映画では完全に活きているのだが、なにより緊張の高まったまま…
二俣川、日吉、ハマスタでカープ側の席、ローカル感がよかった。おばさんのシーン、おばさんを全然写さずおばさんと話してる人を写すことでおばさんを浮きだたせる良さ。ただドキュメンタリー過ぎて映像の魅力が乏…
>>続きを読む©Kurinke