自分が育った町を歩く、家の前に着く、扉を開けておばちゃんに会う、兄と慕う人と話をする、父親を訪ねておばちゃんの見舞いに行くように説得する、愚痴ばっかり吐いている仕事仲間と飲む、ガールズバーに出かける…
>>続きを読むあまり期待はしてなかったが、個人的にかなり魅入ってしまった。常にブレたキャメラは心のブレか。隆太郎の部屋で唯一止まるそれ、「なにを考えてるの?」の問いに「何も考えてない」、ブレるカメラ+無表情に歩く…
>>続きを読むおばちゃんと隆太郎のシーン
胸の奥が痛くなって息が苦しくなって
言葉を発することが自分のことのように辛かった、けれど一つ一つ絡まった紐が解けていくような体験。
すごい映画だった
やかましい沈…
ちゃんと殴っている、いや殴られている映画だと思った、だからこそ伝わるものがある。技術的な事を言えば(って何を偉そうにだが)全くもって酷いし、特に撮影なんか最初の10秒で帰りたくなるくらい散々な物だけ…
>>続きを読む映画『枝葉のこと』試写にて。
『魅力の人間』の時も感じたけれど、二ノ宮さんの作品は、仕事、お酒、会話、淡々と進む日常の中に、途切れない緊張感と、妙な虚無感、そしてピンと張り詰めた一本の線があるなあ…
1人の男が愛する人の死に対面する話
観ていてパッと浮かんだのは「精神のロードムービー」
実際は旅してないし、スタートとゴールは大して変わらないかもしれない。
でもひたすら歩いて、時折感情をぶつけ…
©Kurinke