枝葉のことに投稿された感想・評価 - 4ページ目

『枝葉のこと』に投稿された感想・評価

あいう

あいうの感想・評価

1.4
絶望的に分からない。何もかもが「枝葉」にしか感じられなくて、彼にとってなにが「幹」なのかわからない。
「思い出なんてどうでもいい」と言ってたのに父親の前でやたらと語る。
カンダ

カンダの感想・評価

4.1
小さい男がだいたい黙って早歩きする映画。

あんまみたことない映画だった。

人間の、内でぐらぐらしてるマグマみたいなやつがヤバい。
そうなり切れてないのがなんか悔しかったけど、なったらなったでヤバい。

このレビューはネタバレを含みます

自信の外見や経済力へのコンプレックスと、似た人間が集まっている環境。
そこで必死に自分の居場所を探し続け、甘んじて反抗し、居場所を失っていってしまう繰り返し。

人間は完璧じゃない。
欠点を0にする…

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目的の為だけに行動しつつ行為そのものが目的のような、全ての所作がせわしなく観ていて不安になる

家にあったドライヤーナノケア?
全てのショットに二ノ宮隆太郎が映る、画面の閉塞感や息苦しさが良かった
脱劇的なラストにも、劇的カタルシスに還元しようとしないリアリズムと同時にショット単位での暴力性やニヒリズムがあって良い

名カメラマン四宮秀俊がハンディで追いかけるのは無表情でスタスタと歩く主人公隆太郎(演じるのは二ノ宮監督)。カメラワークの素晴らしさも相まって彼の言動にぐいぐい引き込まれていく。登場人物たちのセリフも…

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物書きってこういう人が多いのかなぁ
最近あたらしめの邦画を観ると、どれも今の日本のドキュメントに見える。そして画面に映る人々を親密に感じる
MTmovie

MTmovieの感想・評価

3.6
#77 一人の監督が死ぬまでに一本しか作れないタイプの映画だと思う。
Lalka

Lalkaの感想・評価

3.8

豪胆なのかよそよそしいのか或いは単に面倒なのか。ほとんど語らずに繊細とも挙動不審とも映る隆太郎の演技は予告編でも際立っていたけど、本編見て思った…うちの弟に似た感じもあるなあ。

それは、ともかく他…

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このレビューはネタバレを含みます

魂の叫びと裏と表。
実の父に向けて発せられた言葉は、
私の当時と重なって泣きそうになった。

どうして歩く姿だけをじっと見ることすら放棄してしまうんだ?
歩く姿は、「その男〜」の頃のビートたけしその…

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