キネマ旬報に弓引くわけではないが、いわゆる一般的な戦争の話を郷愁と思春期を交えて描く。どう切り取ると面白いか個人的に厳しい。ひとえに戦後世代および戦争を知らない世代が演じているせいかもしれない。原田…
>>続きを読む なにが美しいのか?
夏に終わりを告げるお盆を境に大日本帝国は連合国軍に降伏して占領下ヘ。来る秋は皇国民の肩の荷も下りて、グラマンに撃たれる理由もなくなって一層美しく感じられるのだろうか?
鉄…
黒木和雄の戦争三部作『TOMORROW 明日』『美しい夏キリシマ』『父と暮せば』の二作目。『父と暮せば』も広島の原爆映画で原田芳雄の父と娘の宮沢りえが良かった。原田芳雄は渋いよな。頑固親父役だったが…
>>続きを読む戦争。でもあの時代を知る人にしか作れない戦争映画という感じがした。
柄本佑はこの映画をきっかけに映画の世界にのめり込んでいったという。実際彼の芝居は凄かった。静と動。抑制が効いていて表面上で芝居をし…
キネマ旬報で2003年の日本映画ベストテン1位に選ばれた作品。なんてゆーか、淡々としているね。良い映画なんだろうけれど、どうだろう・・・
やはり少しキツイね。終戦までのカウントダウンを淡々と描いて…
ショットの美しさの類型を並べるならば「サクリファイス」であり「異端の鳥」であり、「リリイシュシュ」でもある。
何物として本作を鑑賞するか、だと思うが、私は少年のノスタルジー物として鑑賞した。自分を好…