橋のない川の作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

『橋のない川』に投稿された感想・評価

住井すゑ原作の映画化作品。
部落差別の現実を描いた第一部と、部落解放運動へ進む第二部の2部構成で、部落差別を本格的に描いた映画。

奈良県の被差別部落・小森に住む畑中ふで(長山藍子)は、夫を戦争で亡…

>>続きを読む
HK
3.5

自分が小中学校時代、部落開放の集会や行進なんかがまだ行われていたのをはっきりとおぼえてます。子供でよくわからなかったですが。でも今でもいろんな差別があって、それで苦しんでいる人はたくさんいます。差別…

>>続きを読む
@ウィルあいち(第13回 人権を映画で観る上映会)
お伝
4.0
部落差別がひどすぎて、観終わってから高熱が出た。それにしても北林谷栄と伊藤雄之助が圧倒的だ。

1992年東陽一監督の「橋のない川」は観ていたが、今井正監督版をずっと観たかった。

私は、こちらの方がいいと思った。
1969年作品は第一部。
奈良県の大和三山に囲まれた小森(架空の地名)という被…

>>続きを読む
今井正監督の入魂の作品、第一部。被差別部落の兄弟が主人公。水平社創立まで。上映は商業映画館ではなく、有楽町のよみうりホール。

先に1992年作の東陽一版を観てしまったが、こちらの方が被差別感の描写は遥かに濃密。おばあの北林谷栄と豊作・伊藤雄之助の存在感が圧倒的で被差別部落に暮らす悲哀がひしひしと伝わってくる。先祖代々の因果…

>>続きを読む
面白い。被差別部落の話。伊藤雄之助がいい。
河馬
3.2

自身の怠惰と、甘やかしてくれる家族と一緒に積み上げた贅肉のおかげで動きずらい身体を手に入れたにも関わらず、デブであることを認めないクソガキに腹立ちすぎた。
絶対他にも印象的なシーンがあるのにそれしか…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事